FXのおさらい_01 そもそも為替って何?

経済関係のニュースやドラマ等で証券取引場の「外国為替レート」が
刻々と変わる光景を見たことがあるかと思います。
でも厳密には為替には「外国為替」と「内国為替」があります。

そもそも為替とは、現金を使わずに支払いなどを行う金融取引のことです。
たとえば、東京の会社が九州の会社から、明太子を10億円分購入したとします。
この時、現金10億円を持って東京から九州に運ぶのは、あまりにも危険です。
通常は銀行を仲介してこうした「資金決済」を行います。
これが「為替取引」と呼ばれるものです。
そして、このような「為替取引」が日本国内で行われるのであれば「内国為替」。
同様に日本国内の商社が海外企業とこのような「為替取引」を国際間で行うものが
「外国為替」になります。

「内国為替」と「外国為替」で大きく異なるのは国際間取引を行う場合、、
円をドルなどの外貨に替えて決済する必要があるということです。
ここで初めて「外国為替レート」が登場してきます。

つまり、国際間取引において相手国通貨を調達するために、
いくらの自国通貨を支払えば良いのかという通貨の交換比率が外国為替レートになります。