連載:押し目(戻り)なのか転換点なのか? その7

『転換点の定義』

今ほど、最近パンローリング社から刊行されたセミナーDVD
為替ディーラーのテクニカル分析 デマーク指標に学ぶ普遍的テクニック
を一気に見終わりました。
そしてその中で今までこのブログ中でも頻繁ながら観念で使っていた
「トレンド」や「転換点」の定義を明確に知ることが出来ました。

曰く、「テクニカル分析の最大の目的は転換点を知ること」だそうで、
サポート(またはレジスタンス)を3回切り上げ(切り下げ)したらトレンドが形成され
その傾向を為し得なくなったとき(サポートまたはレジスタンスラインを割ったとき)
つまり「ブレイク」したときが転換点である。ということです。
DVDを見て改めて「なるほど~」と思ったのですが、ふと平田氏の
FX 誰も教えてくれなかった外為ディーラーの儲け方」を読み返したら
[思考4](P162~)の項目でもしっかりと触れていたんですね。

ともあれ、ここ最近のこのブログでの私の命題「押し目なのか転換点なのか」に対し
かなり明確な指針を与えてくれたことは確かですし、
デマーク指標が何故有用なのかに関しても
(このDVDではあまり深くは突っ込んでいませんが)

□従来指標 → デマーク指標
・主観的 → 客観的
・アナログ → 機械的
・流動的 → 一貫性
と言った解りやすい違いを挙げての説明に納得した次第です。
と言うのも、「裁量とシステムトレード」と言う命題も私にはあるからで
より一層、デマーク指標を学習する意欲に火が付いたようです。

お薦めです↓

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トム・デマーク