怖い物知らず?-2 ~ 米百俵

昨晩、「怖いもの知らず?」というタイトルで、疑問だったものが1本の線で繋がったと言うことを書いたが、少し追記をしておきたい。

例えばハイレバ規制と言うものも甘やかしの延長ではないだろうか?自ら相場を張っているものなら解ると思うがそんなものは本来自己責任において管理するもので他人から指図されたり面倒みてもらうものではない。

価格の変動リスクと言えば何か迂闊に手出しの出来ない危険なものという印象を与える事が出来るかもしれないが、価格が変動するからこその差金取引ではないのだろうか?
利益は黙って頂く、が、不利益は被りたくない。それに適量の建玉枚数が解らない・・・。その本来は自ら負わなければならないリスクやその見積もりを制度に背負わせるなどなんと虫がいい話だろう。

制度があれば、規則があれば、マニュアルがあれば、指示があったのなら・・・いざ何か問題が生じてもそれらのせいに出来る。何とも自己都合な責任転嫁だろうか?
マニュアル人間や支持待ち族と言う言葉があったがそれらの本質はこういうことだろう。甘えと責任転嫁の両取り。
従順であるように装えるが、自発的な行動も無し=自発でなければ責任無し?

これらは何も若者特有の動向ではない。たまに私のブログやtwitterに登場するM下は今年62(3?)歳だが、何か状況を説明したり希望を述べたりする場合はM下の個人的意見であっても「儂ら」と複数形に、何か効果的な結果が認められたときには私を含む他スタッフも参画していたことで、「儂がやっておいた」と手柄独り占め。
責任逃れ、他のスタッフへの甘え、世間をなめた態度。

楽して利を取る?冗談じゃない。利益は苦労の産物。

私は為替に限らずACCESSやEXCELの自動実行(マクロ)処理を種々作っているが、それらは全て後で楽するために今、苦労しているのだ。ところが世の中、結果だけあれば途中や発端はどうでも良いと言う連中のなんと多いことか。中には「そんな手間暇なんか全くの無駄。ある物使えばいいじゃないか。そういう無駄な作業をするのは生産性の欠如という物だ。」とまで。

いったいいつから、明日のための努力をすることが、自身でリスクを負うことが・・・犯罪扱いされるようになったのだろう。
「米百俵」の精神など、もう多くの人は理解し得ない概念なのだろうか。

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