先週(1/3~1/7)の為替動向

2011_0107_c 先週の各主要相場は下記のような流れでした。

■米国株式市場 = もみ合い(上昇基調)
■原油先物市場 = もみ合い(下落基調)
■NY金先物市場 = 下落
■ドル円    = 上昇
■ユーロドル  = 下落
■ユーロ円   = もみ合い(下落基調)

金が新値。
で新年を迎えましたが早くも反転、ユーロもそれに追随し下落、一方ドルはADP雇用統計が予想を遙かに超える結果となったことから急上昇、ユーロ円は前半は最初クロス円上昇に追随、後半はユーロ安に追随する形で、年初1週間はドル高円高、金ユーロ安と言った形になりました。

【週前半】年末に現実味を帯びたドル円下値攻めは年初から断続的な売り仕掛けで一時80.94円まで下落。しかしそれ以上の売り材料に乏しく金利上昇につれ反発。その後も対欧州通貨や対豪ドルで米ドル買いが進む。

Pivot_2011_0107 【週中盤】1/5(水)ADP12月全米雇用報告は市場予想の +10.0万人を3倍近く上回る+29.7万人。ドル円も一気に83円台まで急騰。週末の雇用統計を控え、この水準で小刻みなレンジへ。

【週後半】1/6(木)に発表の米新規失業保険申請件数は、ほぼ予想通りの結果で関所を通過したことで水準を維持。雇用統計の時間が近づくにつれドル買いはジリ高。発表直前には83.68円まで上昇したが、結果は予想割れ
直後には82.87円まで下落。しかしこれまでの上昇基調もあり、失業率の改善も評価され反発も強く、乱高下。結果、83.02円で先週を終えました。

■先週の材料(キーワード)
・米雇用統計と一連の先行指標
・欧州債務不安

■今週の材料(キーワード)
・1/10(月) 東京市場休場(成人の日)
・1/12(水) 米地区連銀経済報告(ベージュブック)      
・1/13(木) 新規失業保険申請件数
・1/14(金) ミシガン大消費者信頼感指数・速報値

■週足デマーク指標/フィボナッチゾーン
(Demark Range Projection / Fibonacci Zone)

TD Range Projection      
USD/JPY  Lower:  81.98   / Upper:  84.71   
EUR/JPY  Lower: 105.41   / Upper: 109.00   
EUR/USD  Lower: 1.2645   / Upper: 1.3175   
GBP/JPY  Lower: 127.44   / Upper: 131.16   
GBP/USD  Lower: 1.5363   / Upper: 1.5601   
      
Fibonacci Zone USD/JPY      
R2 85.27 ~ 86.32 / R1 83.91 ~ 84.23
S1 80.86 ~ 81.18 / S2 78.77 ~ 79.81
Fibonacci Zone EUR/USD      
R2 1.3614~1.3816 / R1 1.3349 ~ 1.3412
S1 1.2756~1.2819 / S2 1.2352 ~ 1.2554

■資料ダウンロード(以下がひとつのファイルにとりまとめてあります。)
『先週(1/3~1/7)の為替動向』
2011_0107.pdf をダウンロード
◎先週の主要8相場チャート
◎先週限のドル円/ユーロドル日足1年分
◎先週の4本値と今週のPivot
◎週間為替リポート保存版PDF

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