MetaTrader 5 build 507

 

6a0120a8dc0aac970b015435a26a7a970c-800wiMetaTrader 5 がアップデートされ build 507 となりました。
今回のアップデート内容は画像の通り、
・トレードダイアログの修正
・スペイン,イタリア,フランス,アラビア,中国語への対応
・その他報告のあった不具合の改修
という事で目立った機能追加などはないのですが、私はPC版MetaTraderもWindowsMobile版mtmも大好きなだけに、同じファミリーであるMT5も気になるわけですが…今回のアップデートでもやっぱり駄目な物は駄目ですね。チャート&トレードアプリとして全くお話になりません。

6a0120a8dc0aac970b015435a2712a970c-800wi何がお話にならないかを、私が一押しのTradeInterCeptorと対比しながら書いていきたいと思いますが、左は多くの人のスタートアップ画面だろうと思われるQuotes(レートパネル)です。

MT5の場合、現在の気配値表示のみです。それで事が済むならそれでも良いですが、この現在値はどのくらいの水準にあるのか?はTradeInterceptorのように、日次の高値安値表示を一緒に出してくれなきゃ天井近いのか底近いのかも解らないわけです。現在気配値のみではそれこそ「値頃感売買」に陥ってしまいます。

6a0120a8dc0aac970b015435a28070970c-800wiさて、次は本来のチャート機能ですが、MT5のそれは相変わらずFX会社のトレードアプリの域を出ず、全くお話にならないですね。ユーザーは何故MetaTraderを使うのか?という事すら理解出来ていないと思います。
メインウィンドウに加えてサブウィンドウにいくつかのインジケータを追加出来る仕様ではありますが、インジケータの種類も少なければ、ウィンドウ配置(サイズ)も固定、ライン等の色も変えられない、そもそもトレンドラインやフィボナッチさえ引けないなんてお粗末さではチャートソフトを名乗れないですね。

6a0120a8dc0aac970b015391cf258d970b-800wiそれでも何とか無理矢理MT5の良いところを揚げるなら、画面ローテーション機能でしょうか。iPhoneを横にした場合横向き表示になるのは両者とも当たり前の機能ですが、MT5が横長になった分期間も長く表示してくれるのに対し、TaradeInterceptorでは縦表示で表示していた期間をそのまま横に伸張するだけなので芸がないと言えば芸がないです。
しかし唯一、MT5の方が勝るというのはここだけですね。まぁ逆に言えばほぼ全てのチャートアプリが横向きにしたら横長になった分期間も延びると言う仕様になっているのに、TradeInterceptorだけは何故か同期間を伸張という仕様になっていて、これが玉に瑕というか数少ない欠点のひとつだったりするわけですが。

冒頭にも書きましたが、私はPC版MetaTraderもWindowsMobile版mtmも大好きで、言ってみれば長男も次男もそれなり優秀なのに3男坊のこれは…何?という失望感というか、期待を裏切られている観があります。
醜いアヒルの子はいつか白鳥になれるのでしょうか?

 

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