CFTC IMMポジション(11/19付集計-11/22公開分)

 

先々週からの一連のFRB動静を好感も週前半には失速かと思われましたが、11/21未明に公表されたFOMC議事録(10/29,30開催分)、更に同日昼に公表の日銀金融政策決定会合及び黒田総裁会見で再燃、ドル円は先週末には本年7/2以来20週ぶりに101円台での引けとなりましたが、IMMの数字から見ると火曜日時点で既に既定方針だったかと思われるような数字になっています。

11/19付IMM集計、対円では反転のロング減・3週連続のショート増となり、売り越しは2007年7月以来6年4ヶ月ぶりの11万枚台・売買計も15万枚台へ増化。 対ユーロは4週連続のロング減・反転のショート増となり、買い越しは1万枚割れに減少・売買計は微増。

なお、IMM全体においては、ショート寄りから今回再び拡大もしくは反転に向かおうとしております。

CFTC IMMポジション(11/19付集計-11/22公表分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20131119.pdf

IMM_20131119_P1■資料PDF内容

・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数

・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

IMM_20131119_P3※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed

※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。

CFTC IMMポジション(11/19付集計-11/22公表分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20131119.pdf

 

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