CFTC IMMポジション(2/4付集計-2/7公開分)

 

先週のドル円は集計日前日の2/3(月)のISM製造業景況指数の予想割れから攻防ラインを一気に101円にシフトダウンすることになり、2/6(木)のドラギ会見から円売りの流れと変化し、最終日2/7(金)の雇用統計後102円台に復帰という流れとなりましたが、今回の集計はISM後の101円攻防から何とか上昇しようともみ合っている最中の集計となります。

2/4付IMM集計、対円では反転のロング減・6週連続のショート減の双方減となり、売り越しは6週連続・売買計も2週連続の減と共に昨年10月水準に後退。 対ユーロは双方反転のロング減・ショート増となり、1週交代での再々売越し転・売買計は微減。
なお、IMM全体においては前回緩やかな縮小からロング方向に反発したように見えましたが、依然縮小継続のようです。

CFTC IMMポジション(2/4付集計-2/7公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140204.pdf

IMM_20140204_P1■資料PDF内容

・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数

・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

IMM_20140204_P3※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed

※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。

CFTC IMMポジション(2/4付集計-2/7公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140204.pdf

 

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