CFTC IMMポジション(5/27付集計-5/30公開分)

 

先週のドル円は火曜日に米の指標や株高の好感から102.14円付近まで買い上げられましたが、その後は米長期金利の低下やGDP不振などから下落、しかし101.50円付近で下げ止まり101.70円付近で終了という流れという形になりましたが、今回のIMM集計は前半の買い上げにより週高値を付けた直後のものとなります。

5/27付IMM集計、対円では反転のロング減・反転のショート増から、売り越しは5万枚台後半まで・売買計も9万枚台前半で共に増化。 対ユーロは3週連続のロング減・反転のショート増から、売り越しを増化しつつ3週継続・売買計は16万枚台割れで若干減少。IMM全体ではロング微減・ショート増から、売り越しを増化しつつ3週継続・売買計も僅かに増化。

CFTC IMMポジション(5/27付集計-5/30公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140527.pdf

IMM_20140527_P1■資料PDF内容

・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数

・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

IMM_20140527_P3※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed

※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。

CFTC IMMポジション(5/27付集計-5/30公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140527.pdf

 

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