CFTC IMMポジション(10/28付集計-10/31公開分)

 

先週のドル円は前半こそ動意の無い動きでしたがとなりましたが、10/30(木)未明のFOMC声明によりQE3の終了が宣言された直後からドル円は急騰、金曜にかけて109円を記録したかと思えば、最終日金曜に開催の日銀政策決定会合で黒田日銀総裁から追加緩和の提示、これが加速剤となりストップロスを巻き込みながらあれよあれよという間に112.30円越えまで急騰と、非常にドラマチック流れの1週間でしたが、今週のIMM集計は週前半のFOMCの結果待ち時のものとなります。

10/28付IMM集計、対円では反転のロング減・4週連続のショート減の双方減から、売り越しは67399枚へ・売買計も115165枚へと減少。 対ユーロは反転のロング減・5週連続のショート増から、売り越しは165707枚へ・売買計も283815枚へと共に増化。IMM全体では、売り越しは318790枚へ・売買計も683964枚へと若干増となり、ここ2,3週前からの縮小模様が若干反転拡大した形となっております。

CFTC IMMポジション(10/28付集計-10/31公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_201401028.pdf

 

IMM_201401028_P1■資料PDF内容

・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数

・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

IMM_201401028_P3※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed

※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。

CFTC IMMポジション(10/28付集計-10/31公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_201401028.pdf

 

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