CFTC IMMポジション(11/4付集計-11/7公開分)

 

先週のドル円は、前週のQE3終了宣言~BOJの追加緩和提示による怒濤の急騰の余波を受け週初から上窓を空け112円台中盤からのスタート、週後半に雇用統計等を控える月初重要指標週でありながら週後半には115円台と1週間を通しての巡航上昇と順調な1週間でしたが、今週のIMM集計は週前半の1回目の押し目時期のものとなります。

11/4付IMM集計、対円では共に反転のロング増・ショート増の双方増から、売り越しは71651枚へ・売買計も147485枚へと拡大。 対ユーロは反転のロング増・6週連続のショート増の双方増から、売り越しは179021枚へ・売買計も298153枚へと拡大。IMM全体でも、売り越しは340147枚へ・売買計も745297枚へと共に増加となり、前々週を両底にした収縮からの反転拡大模様となっております。

CFTC IMMポジション(11/4付集計-11/7公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_201401104.pdf

 

IMM_201401104_P1■資料PDF内容

・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数

・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

IMM_201401104_P3※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed

※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。

CFTC IMMポジション(11/4付集計-11/7公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_201401104.pdf

 

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