日本人はマスコミ情報の格好のエサ(?)

Twitter0715 今日、Twittterから流れてきた情報なんですが、リンク先の図版を見ると、日本人は70.2%もの人がマスコミ情報を信頼し、ダントツの1位です。
同表によれば、アメリカ人は26.3%、イギリス人は14.2%と、日本に比べその差は歴然ですが、どうもトレードの「腕」と反比例しているようには思えませんか?

さて、今日書きたいのは実はこのことではなく、これを踏まえて各種のFX情報やアナリスト発言についてです。
まずは以下に2つのリンク先を参照してください。
[1]→「米ドル/円がそろそろトレンド転換する、と考えるのはなぜ危険なのか?」(松田哲)
[2]→「円買い逆流、90円回帰シナリオ」(吉田恒)
共に私が日々参照しているサイトの記述ですが、両者全く逆のことを言っています。
しかし、実はこれが「日本人はマスコミの格好のエサ」の実体でもあるように思います。

よく読んでみれば松田哲氏は時間軸のことを全く言及しておりません。対して吉田恒氏は7/15を起点として7月後半。と具体的に明示しています。
このブログでは日頃松田哲氏のことを良くは書かないどころか「胡散臭いオヤジ」呼ばわりする理由も実はそこにあります。
そんな何週間後なのか、何年後なのかも解らない話しならいつか当たるかも知れないじゃないですか。
松田氏の出版している各種トレード指南本しかりです。
短期トレードと言いつつどうもポジショントレードのことを書いているようだし、相変わらずスワップが・・・等と寝言を言ってみたり、手法の時間軸、書いている時間軸がまるでばらばら・・・。
対して吉田恒氏の言及はいつも理由も時間軸も明確です。

如何でしょうか。マスコミ情報は星の数ほどありますが、鵜呑みは危険です。
同じような手合いには日本経済新聞社なんてのもありますね。こちらも後付け講釈ばかりで明確な理論も信念も見られません。強いて役に立つのはアーカイブとしての有用性だけです。
でもアーカイブ資料が欲しいだけならもっと良い物はネット上に豊富にありますね。

私は小学生位の頃から私の父親に「新聞は主要5紙を読んで、同じところ違うところを見つけてそれは何故かを考えながら読め。更に言うならTVは娯楽と割り切れ」と教え込まれました。その教えは今、大変役に立っていると思います。

相場格言に「人の行く裏に道あり花の山」と言う物があります。これは何も天の邪鬼になれと言っているのではありません。マスコミに影響されやすい日本人など欧米のファンド勢にあっては格好の餌食です。
円高だ!円安だ!今が買い時!○○の噂が・・・。そんな躍り記事にカルガモのごとくこぞってついて行く。それも皆さん肩にネギをしょってね。

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