底が抜けた?

20100204_2 昨晩(2月4日)のLDN-FIX後のクライマックスセルオフは
世界の各地から阿鼻叫喚が聞こえたような気がします。
かくいう私も、臨時の売りを入れながら
危なそうな買いポジクリア(L/C)を余儀なくされました。

新規失業保険申請数の数値が思わしくなかったので
ダウも通貨も各種コモディティも
重くなりつつあったところに、
クオモNY州司法長官名でバンク・オブ・アメリカのルイス前CEOらを
「メリルの損失を知っており、200億ドルの救済を得るために虚偽の報告をした」として起訴。
そして一気に空中分解。あれよあれよという間の下落劇でした。

しかし、この下の昨晩のエントリでも触れているように
また、「全ての急変動は仕掛けられたシナリオ通り」のセオリーからも言えるのですが
昨晩の新規雇用保険申請数の数値は、計算期間が違うため、
明日の雇用統計には反映されません。

つまり以前として明日の雇用統計は好数値の期待が残っているのです。
また、州地方長官の提訴なんて事は突然出来ることではなく
側近や一部の人間は十分知り得ていたはず。
そしてその中に機関投資家チームがいたら…。

ところでこれを書いているのは日本時間では午前3時ですが、NY時間でなら午後1時。
画像として上げたチャートには描かれていませんが、
昼食から帰ってNY勢が、昼休み中に積み上がったロングポジションを潰すために
現在散発的に売りを入れているようです。
89.20円付近まで反発したものが88.70円位まで売り込まれて
そして今また、89.10円まで反発しています。

これらのことから、明日(正確には今日ですが)のスーパーサプライズは
予感から確信に変わったような気がします。

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