常在戦場~郷にありて想いは戦場

昨年5/25にも「常在戦場」のエントリーを書きましたが、今般の東日本大震災における東北/関東圏での計画停電や全国的に進行中でもある節電や買い控え(をすることで少しでも被災地に回す)の輪こそ常在戦場の心であると思います。

被災地(戦場)のひもじさや心細さを思えば、このくらい我慢しよう。

「郷にありて想いは戦場」という考え方は何においても処世訓であり兵法となり得るかと思います。今般それは「思いやり」や「想いはひとつ」と言う形となっていますが、昨年書いたエントリーでは、他のトレーダーやHF勢の思惑を推し量る=踏み込んだファンダメンタル分析という考え方に応用しました。大いなる心(思惑が向く方向)は大いなる心で見なければ解らない。と。

常在戦場」と同じように誤解が多い言葉に「他力本願」と言う言葉があります。他人任せとか丸投げのような使い方を良くされますが、実際には「他力(阿弥陀仏)の本願」を意味し、親鸞聖人は『和讃』に「無明長夜の闇を破し、衆生の志願を満てたまう」力と解説しています。平たく言えば「救いの約束」でしょうか。

そして「四苦八苦」と言う言葉がありますが、人間である以上持たざるを得ない根本的な苦しみである「生・老・病・死」の四苦に加え、暮らしていくうちたびたび遭遇することになる以下の四苦、
愛別離苦(あいべつりく)=愛する者と別離する苦しみ。
怨憎会苦(おんぞうえく)=怨み憎んでいる者に会う苦しみ。
求不得苦(ぐふとくく)=求める物が得られない苦しみ。
五蘊盛苦(ごうんじょうく)=あらゆる精神的な苦しみ。
を合わせて「四苦八苦」となります。

我々は毎日のようにマスコミ報道等でこの全てを見せつけられてないでしょうか?
甚大な被害、家族との離別、互いに罵りあう政界財界やマスコミ、品不足物不足、それらを見るに付けいたたまれなくなる気持ち…。
批判を恐れずあえて引き合いに出したく思いますが、他力本願であるべきことを、自力で摂理に外れた行いを行ってきたからこその「天罰」(by 石原慎太郎)と思うのは私だけでしょうか。

週明け早々、為替にあまり関係ない話ですいません。でも為替も、動いているのではなく動かされている物ですからね




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