パソコン通信

メルマガ終刊のお知らせでも昔日のパソコン通信について触れましたが、あれ以来たまに(ところで一体何が違うのだろう?)などと考えていたのですが、Twitter等で交わされる言葉の端々にその答えを見つけた気がします。

「(たかが)ネットのこと」「ネットなんてもの」etc…。
答えはそれなんだって気付いたんですね。
私にとってネットは「たかが」でも「なんてもの」でもなく「ありのまま」であり「The 3rd Place」なんです。

以前も書いたように確かに「昔のことを書かれてもなぁ」ですが、あえて昔のことを書かせてください。
NIFTY-ServeでもASAHIネットでもPC-VANでもその中の人は常に真摯であり、ありのまま等身大であり、何よりも文字から肉声が聞こえてくる雰囲気がありました。
でも、パソ通がインターネット上の掲示板に変わっていこうとする頃から「不埒な輩」が多く出てくるようになり、顔も見えず肉声も聞こえなくなってきました。でも、私はあえて現在でも見ようと聞こうとしてそれらを読んでいるんですね。だから多くの人が斜め読みかスルーするような内容でも表情を思い浮かべ息づかいを感じ取ろうとする。
だからこその過剰反応。(←自分で言ってどうする。ヲイ。)

中国などでは道に倒れた人を助けても、訴えられたり逮捕されたりするらしく、見て見ぬ振りをすることこそが自己防衛と教えられるらしいですが、私は倒れている人を見れば助けようとするし、声にしていない思いを知ろうと顔色も窺います。間違っていると思えば相手が誰でも「違う」ことを訴えます。
昨今ネットでこれらをすれば「教え魔」とか「ネットクレーマー」とか言われるようですが、良いじゃないですか。私にとってはそれがネットなんだから。

…あながち関係なくない話だけど、Twitterで私と相互フォローしている某人は私が初めてNIFTY-Serveのオフ会に参加したとき知り合って以来の永~い付き合いの人だし、それ以外にもパソ通つながりオフ会つながりの人が数人いたりして、いずれもメールやネットでの付き合いが無いリアルのみな友人よりも会話頻度は高いかも知れない。

NIFTY-Serveの雰囲気が掌に甦る。iPhoneアプリ
"Welcome to NIFTY-Serve"