先週(7/27~7/31)の為替動向

2009_0731_c 先週の米国株式、原油、為替相場は
下記のような流れでした。

■米国株式市場
 木曜日寄り付きに急上昇一段高

■WTI原油先物市場
 なだらかに下落していたが
 ダウに呼応して木曜日以降上昇

■ユーロドル
 なだらかに下落していたが
 木曜日以降ユーロ高・ドル安
 金曜日LDNFIX後に大きく買われる

■ドル円
 全般にもみ合い
 金曜日LDNFIX後に大きく売られる

■ユーロ円
 全般的にもみ合い

となりました。

先週の予想では、「バーナンキ発言に注意」
と言うことを書きましたが、
やはりバーナンキ発言により
市場にはネガティブな空気が流れました。
しかし、木曜日の米国GDPにより一気に反発され
最後の晩には一部の噂として出回っていた
「金曜日のLDNFIX頃にMSCI絡みで
大きくドルが売られユーロが買われる」が
噂通りに実行されたようです。

米国GDPの数字とそれに対する挙動を見るように、
今後のアメリカ経済は回復基調になると思われるので、
公式通り「米国株高⇒原油高⇒」ユーロ高・ドル安」
の地合になるかと思われます。

■各為替の週足デマーク指標値
 (Demark Range Projection / Demark Pivot Points)

ユーロ円
  予想高値  137.510 / 137.150
  予想安値  133.440 / 133.800
ドル円
  予想高値   95.270 /   95.270
  予想安値   92.460 /   93.380 
ユーロドル
  予想高値  1.44200 / 1.442400
  予想安値  1.41300 / 1.412600

※デマーク指標の予想には
 Demark Range Projection と
 Demark Pivot Points の2種ありますので
 両方を提示しています。

※なお、このコンテンツはチャート図を含めPDF文書としてダウンロード可能です。
週間為替リポート「2009_0731.pdf」をダウンロード