先週(8/10~8/14)の為替動向

2009_0814_c 先週の米国株式、原油、為替相場は
下記のような流れでした。

■米国株式市場
 水曜日に一段高、金曜日に行って来いで下落。

■WTI原油先物市場
 高値をキープしながらも金曜日に下落。

■ユーロドル
 水曜日にダウ上昇を追うようにユーロ高、ドル安。
 金曜日にダウを追うように原油と共に下落.。

■ドル円
 ドル安、円高のトレンドを形成。

■ユーロ円
 ダウにつられ一時的に上昇するも
 ユーロ安、円高を形成。

結果として円独歩高。となりました。

先週の注目点はFOMCと米国失業率ですね。
水曜日にFOMCで政策金利の据え置きが発表され、
景気が底を打ったという認識から
ダウ⇒原油⇒ユーロと、
公式通りに上昇したかと思えば、
木曜日・金曜日の小売売上高・消費者信頼感の
数字が発表されると一転して反転。
簡単に言うと「行って来い」になりました。

他の材料が乏しい中での
「解りやすい」指標であるため
市場も即座に反応したようです。

今週は先週末の原油の急落、および
円独歩高を是正する動き。
つまりドルの買い戻しと共に、
円安、ユーロ安を想定するのがよいかも知れません。

■各為替の週足デマーク指標値
 (Demark Range Projection / Demark Pivot Points)

ユーロ円
  予想高値  136.740 / 136.675
  予想安値  132.070 / 132.135
ドル円
  予想高値   96.345 /   95.185
  予想安値   92.905 /   94.125 
ユーロドル
  予想高値  1.45100 / 1.43870
  予想安値  1.41400 / 1.41420

※デマーク指標の予想には
 Demark Range Projection と
 Demark Pivot Points の2種ありますので
 両方を提示しています。

※なお、このコンテンツはチャート図を含めPDF文書としてダウンロード可能です。
週間為替リポート「2009_0814.pdf」をダウンロード