先週(10/19~10/23)の為替動向

2009_1023_c 先週の米国株式、原油、為替相場は
下記のような流れでした。

■米国株式市場
 もみあい。 9,900-10,100間を一喜一憂で往復。

■WTI原油先物市場
 火曜日から水曜日に賭け下落を見せたが
 水曜日に反発。週末金曜日に下落。

■ドル円
 上昇、常時 90円以上を維持し、92円超えで引ける。

■ユーロドル
 ドルの復調を受けながらも緩やかに上昇。

■ユーロ円
 上昇。ユーロ高円安。

ダウが 10000ドル、原油は80ドル弱を挟んでもみ合い、
ドルも過剰な売りが一段落し復調をしてきています。
しかし、先週からのユーロ好感からユーロ高基調です。

ユーロと共にポンドも好感されていましたが
週末金曜日の英第3四半期GDPが悪い結果で
対円対ドル共に大量のポンド売りが出てしまいました。

先週、「米国を筆頭とする経済活動の復調から
これら資源国通貨買いや、原油の動向、
それらから連想されるインフレ懸念からの
ユーロシフトが続くかどうかに注目したいと思います。」
と書きましたが、ほぼそれに沿った形となったようです。

来週は週明けより欧州市場が冬時間に移行、
北米は1週間遅れの11月2日より冬時間に移行します。
各国市場のコアタイムや各種の政策/指標発表時間も
これに伴い変わりますので注意してください。

冬時間移行後の1日のスケジュールは
以下のような形となります。

LDN株式市場開始   16時00分 → 17時00分
米国の経済指標   21時30分 → 22時30分
NY株式市場開始   22時30分 → 23時30分
LDN-FIX       24時00分 → 25時00分
LDN株式市場終了   24時30分 → 25時30分
NY株式市場終了    5時00分 →  6時00分
NYクローズ      6時00分 →  7時00分

Pivot_2009_1023 ■各為替の週足デマーク指標値
 (Demark Range Projection / Demark Pivot Points)

ドル円    
  予想高値   93.74  (DRP) / 93.12  (DPP)
  予想安値   90.43  (DRP) / 91.05  (DPP)
ユーロ円    
  予想高値   139.94  (DRP) / 138.84  (DPP)
  予想安値   136.49  (DRP) / 137.59  (DPP)
ユーロドル    
  予想高値   1.5223  (DRP) / 1.5147  (DPP)
  予想安値   1.4838  (DRP) / 1.4914  (DPP)
ポンド円    
  予想高値   157.70  (DRP) / 154.76  (DPP)
  予想安値   145.60  (DRP) / 148.55  (DPP)
ポンドドル    
  予想高値   1.6499  (DRP) / 1.6499  (DPP)
  予想安値   1.5511  (DRP) / 1.6045  (DPP)

 ※デマーク指標の予想には
 Demark Range Projection と
 Demark Pivot Points の2種ありますので
 両方を提示しています。

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先週の4本値と今週のピボット「Pivot_2009_1023.pdf」をダウンロード