先週(12/14~12/18)の為替動向

2009_1218_c 先週の主要相場は下記のような流れでした。

■米国株式市場 = 下落
■WTI原油先物市場 = 上昇 
■NY金 = 週初上昇するが木曜日に下落
■ドル円 = 上昇(ドル高)
■ユーロドル = 下落(ドル高)
■ユーロ円 = もみあい

相場としては年末調整期で薄商いの中、
ドバイショックの余波による経済不安や
週末にイラン軍によるイラク油田への侵攻。
また、落としどころの見えないCOP15等、
原油や環境問題を材料にしての展開となりました。

特徴的なのはユーロが原油の動きと相反し、
 ドルが原油を追うような動きをしている。
Pivot_2009_1218 つまり、これまでの経済公式だった
原油高=(ドル売り)ユーロ高ではなく
原油高=ドル買い。となっている点です。

先月来の米国指標に見られる好感数値により
回復基調を確信し利上げ期待が高まり、
リスク選好が薄れてきた結果のドル回帰。
と考察出来ます。

さて、今週(12/21~12/25)は実質、2009年の最終週となりますが、
日本では天皇誕生日、そして世界的にはクリスマスと
薄商いに一層の拍車がかかること必至です。
年末間際の突然の投げ売りや、政情ニュース等に十分に注意し、
本年の取引を締めくくりたいと思います。

■各為替の週足デマーク指標値
 (Demark Range Projection / Demark Pivot Points)

ドル円    
  予想高値   92.40  (DRP) / 91.91  (DPP)
  予想安値   88.82  (DRP) / 89.30  (DPP)
ユーロ円    
  予想高値   131.95  (DRP) / 130.14  (DPP)
  予想安値   127.10  (DRP) / 129.28  (DPP)
ユーロドル    
  予想高値   1.4623  (DRP) / 1.4513  (DPP)
  予想安値   1.3976  (DRP) / 1.4086  (DPP)
ポンド円    
  予想高値   150.75  (DRP) / 148.34  (DPP)
  予想安値   143.91  (DRP) / 144.47  (DPP)
ポンドドル    
  予想高値   1.6329  (DRP) / 1.6276  (DPP)
  予想安値   1.5863  (DRP) / 1.5915  (DPP)
※デマーク指標の予想にはDemark Range Projection と
 Demark Pivot Points の2種ありますので両方を提示しています。

■資料ダウンロード
◎先週の主要8相場チャート:2009_1218_cをダウンロード
◎先週の4本値と今週のPivot:Pivot_2009_1218をダウンロード
◎週間為替リポート保存版PDF:2009_1218をダウンロード

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