CTFC IMMポジション(07/30集計分)

IMM_20100727_p1 「円」は、ロングが前週比
-11.4%の減少で 48488枚、ショートは前週比
34.3%の増加で 18567、結果、売り越しは前週の -40911枚から -29921枚へと、2週連続の減少となりました。

ドル円レートから見ると、先週最終日には85.94円と昨年11月以来の85円台の円高となり、金曜終値ベースでは前々週86.59円から前週87.44円と一旦戻すも86.45円で終了という結果になっています。

しかし、建玉と決済のインターバルが概ね3週~5週であることを考えると、前々週から始まった円ロングの減少、今回の円ショート増から出てくる答えは更なるドル円の下落ではなく、反発上昇と言うことになるのではないでしょうか?
もっとも、一時的な反発上昇(ショートカバー)であり、その先には更なる円買い(=ドル円の下落)と言う可能性も当然あります。
しかし、早ければ今週、遅くとも再来週にはこの「年初来最安値」レベルからは「反発上昇」の動きが確認出来るかと思います。

IMM_20100727_p2 続いて「ユーロ」は、ロングが前週比 2.9%の微増で前週とほぼ同じく 56622枚、ショートは前週比
-1.6%の微減で前週とほぼ同じく 77961枚、結果、売り越しは前週の 24251枚から
21339枚へとさらに買い越し側へシフトしたような形です。

欧州ストレステストが終わり市場に安堵感が拡がるかと思えば、テスト内容に対しての不満がくずぶり、いまいち精彩を欠く若干のユーロ上昇に止まったような形となっております。
しかし、ここ半年間では最低の売り越し枚数を更新したこともまた事実で、週末終値こそ1.3045に止まりましたが、一時は1.3100台も示現しました。

まだまだ買い越しに転ずるような状況にはありませんが、今週は1.3000をサポートとしたような値動きになるのではないでしょうか。
 

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『7/30公表のIMMポジション』→
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