気になるパターン

20110430_day 今朝ほどツィートした「気になるパタ-ン」のことですが、左のチャートがそれです。
昨年11月下旬~12月中旬に妙な形のWトップを作って以降、楕円で囲んだ位置に妙な規則性があることを見つけまして、いずれも高値追いしてなだらかに失速したかと思えば急反発。でも、行って来いで反発開始時点に戻ると、そこから反発相当分下落する。と言ったパターンです。
※中央の楕円は戦後最安値をつけたときのものですが、ストップロス誘発を含めなければやっぱり反発相当分とも言えるのでパターンに含めてあります。

さて、個別にこのとき何が起こりどう動いたかを見ますと、
左:1/27,28を使い82.00円付近から83.20円付近まで急騰し、82.00円付近まで行って来い。その後3営業日ほど膠着後、2/1に81.30円まで急落。
高騰材料はS&Pの日本長期国債を格下げ、行って来いの反落材料は米国GDPを嫌感、後日急落材料は特に理由無く米債金利低下に連れ安。

中:3/3頃、81.70円処から上げ始め3/11に83.30円処の高値をつけるとその日のうちに81.70円処まで行って来い。その後やはり3営業日ほど膠着後、3/15,16を使い、歴史的な76円中盤までの暴落を記録。
高騰材料はADP・ISMの指標を好感(雇用統計では若干水差し)そして、東日本大震災。行って来い反落材料は震災に伴う円需要(の噂)、後日反落材料はFOMCと震災に伴う円需要(の噂)再燃。

右:現在です。4/27,28を使い81.40円処から82.77円まで急騰の後、81.40円処まで行って来い。
高騰材料はS&Pが日本国債長期見通しのネガティブ化、行って来い反落材料はFOMC。

これまでのパターンを見るとS&PとFOMC、そして月初の重要指標群。となると…今回の行って来いが見られた3営業日後の5/3メドと言えばまたも米国重要指標群。行って来いの幅から見ると、80円割れという事が想定されてきますし、現在はIMMでも国内投資家でも円売りがかなり積み上がっていることを考えると、考えたくも見たくもないような奈落の底まっしぐらさえも…。はてさて一体どうなることやら。

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