週初はイースター、週中盤には初となる会見とセットのFOMC、そして週末は英国王室ロイヤルウェディングと緩急入り乱れた先週の各主要相場は下記のような流れでした。
■米国株式市場 = 上昇
■原油先物市場 = 上昇
■NY金先物市場 = 上昇
■ドル円 = 下落(ドル安)
■ユーロドル = 上昇(ユーロ高ドル安)
■ユーロ円 = 上昇(ユーロ高)
【4/25:月】イースターマンデーは81.80円台でスタート。ゴトウ日の仲値需要から82.40円台まで上昇するがアジア株の軟調推移から失速、じり安展開へ。82.10円台で欧州時間帯に入るとドル売りが進みスイスフランが対ドルで史上最高値を更新するとドル円も連れ安し、82円を前後する水準でNY時間へ。米債利回り低下などから、81.60円台でNYクローズ。
【4/26:火】序盤、トリシェECB総裁のユーロ高懸念とも受け取れる発言が材料視されユーロが急落。円買いドル買いが錯綜し、81.50-90円台の乱高下。欧州時間に入る頃には81.70円辺りの膠着へ収束。NY時間、複数企業の堅調な1Q決算内容が好感され、ダウ上進に連れドル円も82円目前まで急騰。しかし、2年債入札好調や低金利政策長期化観測から米債利回りが低下、81.50円割れまで下落。
【4/27:水】早朝に一時81.20円を割る下値攻め。しかし追随されることなく反発し81.40円台に収束。正午前、S&Pが日本国債の格付け見通しを安定的→ネガティブに引き下げたとの報道から円売りに火が付き、欧州時間からNY序盤までにかけ82.76円まで反発上昇するが、FOMC開始を前に失速。初の会見とセットとなるFOMCでは金融緩和継続や以前弱腰な姿勢が確認されるとドル売り進行。ドル円も82.00円辺りまでジリ安しNYクローズ。
【4/28:木】GW前の実質ゴトウ日の需要期待からか早朝に82.20円台に反発するも、FOMC弱気が再燃し正午近くには81.60円台まで売られその後もじり安。欧州時間以降は81.80円台まで反発基調となったがNY時間に発表のGDPや失業保険が予想割れとなりと81.40円台まで反落。その後は81.50円付近で膠着。
【4/29:金】東京はGW入りし小動きに終始。欧州時間も英国がロイヤルウェディング休場となるがスイス中銀総裁のインフレ警戒発言が発端となりドルスイスは戦後最安値圏へ急落。クロス円総下落。挙式の佳境に合わせるようにドル円は81.10円まで失速。NY時間となり81.50円付近まで反発するも、シカゴ・ミシガンの連続府圧から下落は止まらず、81円割れ目前まで攻め込まれて1週間を終了。
【今週のポイント】
・FOMCの余波=QE2早期終了どころかQE2+1/2?
・今週はGW週ながら米国重要指標祭り週間
月:ISM製造業、 水:ADP/ISM非製造業
木:失業保険新規申請件数/FED・FRB要人発言多数
金:全米4月雇用統計
【週足デマーク指標/フィボナッチゾーン】
TD Range Projection
USD/JPY High: 81.99 / Low : 80.25
EUR/JPY High:121.63 / Low :117.49
EUR/USD High:1.5038 / Low :1.4650
GBP/JPY High:137.83 / Low :134.88
GBP/USD High:1.6884 / Low :1.6570
Fibonacci Zone USD/JPY
R2 83.42 ~ 84.09 / R1 82.55 ~ 82.75
S1 80.80 ~ 80.60 / S2 79.93 ~ 79.26
Fibonacci Zone EUR/USD
R2 1.5115 ~ 1.5263 / R1 1.4921 ~ 1.4967
S1 1.4533 ~ 1.4487 / S2 1.4339 ~ 1.4191
■資料ダウンロード(以下がひとつのファイルにとりまとめてあります。)
『先週(04/25~04/29)の為替動向』
→ 2011_0429.pdf をダウンロード
◎先週の主要8相場チャート
◎先週限のドル円/ユーロドル日足1年分
◎先週の4本値と今週のPivot
◎週間為替リポート保存版PDF
5月 1 2011
先週(4/25~4/29)の為替動向
週初はイースター、週中盤には初となる会見とセットのFOMC、そして週末は英国王室ロイヤルウェディングと緩急入り乱れた先週の各主要相場は下記のような流れでした。
■米国株式市場 = 上昇
■原油先物市場 = 上昇
■NY金先物市場 = 上昇
■ドル円 = 下落(ドル安)
■ユーロドル = 上昇(ユーロ高ドル安)
■ユーロ円 = 上昇(ユーロ高)
【4/25:月】イースターマンデーは81.80円台でスタート。ゴトウ日の仲値需要から82.40円台まで上昇するがアジア株の軟調推移から失速、じり安展開へ。82.10円台で欧州時間帯に入るとドル売りが進みスイスフランが対ドルで史上最高値を更新するとドル円も連れ安し、82円を前後する水準でNY時間へ。米債利回り低下などから、81.60円台でNYクローズ。
【4/26:火】序盤、トリシェECB総裁のユーロ高懸念とも受け取れる発言が材料視されユーロが急落。円買いドル買いが錯綜し、81.50-90円台の乱高下。欧州時間に入る頃には81.70円辺りの膠着へ収束。NY時間、複数企業の堅調な1Q決算内容が好感され、ダウ上進に連れドル円も82円目前まで急騰。しかし、2年債入札好調や低金利政策長期化観測から米債利回りが低下、81.50円割れまで下落。
【4/27:水】早朝に一時81.20円を割る下値攻め。しかし追随されることなく反発し81.40円台に収束。正午前、S&Pが日本国債の格付け見通しを安定的→ネガティブに引き下げたとの報道から円売りに火が付き、欧州時間からNY序盤までにかけ82.76円まで反発上昇するが、FOMC開始を前に失速。初の会見とセットとなるFOMCでは金融緩和継続や以前弱腰な姿勢が確認されるとドル売り進行。ドル円も82.00円辺りまでジリ安しNYクローズ。
【4/28:木】GW前の実質ゴトウ日の需要期待からか早朝に82.20円台に反発するも、FOMC弱気が再燃し正午近くには81.60円台まで売られその後もじり安。欧州時間以降は81.80円台まで反発基調となったがNY時間に発表のGDPや失業保険が予想割れとなりと81.40円台まで反落。その後は81.50円付近で膠着。
【4/29:金】東京はGW入りし小動きに終始。欧州時間も英国がロイヤルウェディング休場となるがスイス中銀総裁のインフレ警戒発言が発端となりドルスイスは戦後最安値圏へ急落。クロス円総下落。挙式の佳境に合わせるようにドル円は81.10円まで失速。NY時間となり81.50円付近まで反発するも、シカゴ・ミシガンの連続府圧から下落は止まらず、81円割れ目前まで攻め込まれて1週間を終了。
【今週のポイント】
・FOMCの余波=QE2早期終了どころかQE2+1/2?
・今週はGW週ながら米国重要指標祭り週間
月:ISM製造業、 水:ADP/ISM非製造業
木:失業保険新規申請件数/FED・FRB要人発言多数
金:全米4月雇用統計
【週足デマーク指標/フィボナッチゾーン】
TD Range Projection
USD/JPY High: 81.99 / Low : 80.25
EUR/JPY High:121.63 / Low :117.49
EUR/USD High:1.5038 / Low :1.4650
GBP/JPY High:137.83 / Low :134.88
GBP/USD High:1.6884 / Low :1.6570
Fibonacci Zone USD/JPY
R2 83.42 ~ 84.09 / R1 82.55 ~ 82.75
S1 80.80 ~ 80.60 / S2 79.93 ~ 79.26
Fibonacci Zone EUR/USD
R2 1.5115 ~ 1.5263 / R1 1.4921 ~ 1.4967
S1 1.4533 ~ 1.4487 / S2 1.4339 ~ 1.4191
■資料ダウンロード(以下がひとつのファイルにとりまとめてあります。)
『先週(04/25~04/29)の為替動向』
→ 2011_0429.pdf をダウンロード
◎先週の主要8相場チャート
◎先週限のドル円/ユーロドル日足1年分
◎先週の4本値と今週のPivot
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By najirane • 為替動向と予想 • Tags: デマーク指標 Demark Range Projection Fibonacci Zone ユーロドル ドル円 クロス円 原油 為替 株式 米国 指標 ダウ 介入 日銀 金融緩和 FRB ECB QE2 QE3 FOMC バーナンキ 出口戦略 ギリシャ イタリア スペイン 緊縮財政 雇用統計