11月 21 2011
2011/11/21 オープン前
昨晩あげた「先週(11/14~11/18)の為替動向」の中では狭小ペナント(NR)からブレイクアウトとあっさり書きましたが、まじまじチャートを見ていましたらいくつか次の展開が描けてきたので、オープン前のこの時間にざっくり書いてみたいと思います。
件の記事でNRと表現したのは①と③または④に挟まれた狭小ペナントのことです、週末確かにこぼれ落ちてはいますが、
●①と③だ。と考えた場合、元のNR(狭小ペナント)範囲に戻った。と言うことになってしまいます。この狭い範囲をしばらくもんだ後、何かをきっかっけにまた上方か下方へブレイクする。と言った展開ですね。
●①と④だ。と考えた場合はレジサポ交代に伴う下抜けになり、通常なら今後は①がサポート、④がレジスタンスラインとして機能することになりますが、現状は①よりも下にいますので両方ともレジスタンスになってしまいます。
●①と②だ。と考えることも出来ますが、この場合はペナントではなく下降チャネルと言うことになり、現在は①をレジスタンスとしての上端近くにいて②のサポートに抜けて下降をする可能性が考えられてきます。
●そして最後に③と④だ。と考えた場合、上昇傾向を伴う拡大三角持合と言う事になり、この場合は週末の76.56円を底にこれから反発上昇していくことが想定されます。
つまり、最後の想定以外はもみ合いを続けるか、さもなくば再度下値方向へ。と言う事が出来るわけですが、週明け月火は介入警戒もあり、下値攻めのチャンスがあるなら月曜早朝もしくは23日(祝)という事になります。
と言う事は、もう数時間でオープンの月曜早朝に下値攻めがなければ、最初に書いたもみ合いとなるのではないか?などというシナリオが描けて来るように思えます。
更には先々週末の下落幅に対して先週末の下落幅が相応しない(N字相似形になってない)のが気になるところで、この帳尻合わせのためにどこかで下値攻めを計るか、そうでなかったらこのままもみ合いを続けさせ、逆三尊を完成させてからの反発上昇としないと、連中の美的感覚にそぐわないのではないでしょうか。
まぁ答えはもうすぐ~23日(祝)迄には出るかと思いますが、動かないドル円もこうやって見ると、結構検討素材は豊富。と言うお話でした
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11月 22 2011
2011/11/22 NY早朝
さて、月曜未明に書いた答え合わせをしてみたいと思いますが、最初に月曜未明にあげたチャートをもう一回見てもらって、その時考えたパターンは、
【a】①と③だ。と考えた場合、元のNR(狭小ペナント)範囲に戻った。と言うことになり、この狭い範囲をしばらくもんだ後、上方か下方へブレイク。
【b】①と④の新期NRだ。と考えた場合は、現状①よりも下にいるので両方ともレジスタンスとして機能する。
【c】①と②だ。と考えると下降チャネルと言うことになり、①をレジスタンスとして②のサポートに向け下降をする。
【d】③と④だ。と考えた場合、上昇傾向を伴う拡大三角持合なり、週末の76.56円を底にこれから反発上昇していく。
【*】つまり、最後の想定(d)以外はもみ合いを続けるか、さもなくば再度下値方向へ。と言う展開を考えていましたが、
でもしかし、ここで新たに⑤というラインも描けてきていることに注目したいと思います。21時現在ではこれをサポートに粘っている形ですが、粘りきって再度反転上昇してきた場合は④、⑤という新たな上昇チャネル乗りと言う事も言えます。(【e】とします)
さて、問題はここを粘って【e】パターンとなるか【c】継続か。
本日深夜(明日未明)はFOMC議事録公表。明日は東京休場、明後日はNY休場。仕掛け場所の材料としては結構良い材料ではありますが、昨晩も書いたように、週明け月火は介入警戒もありますが23日(祝)なら警戒も手薄。
などと…動かないドル円もこうやって見ると、動きがゆっくりな分、色々思い描けて結構楽しめますよ。と言うお話でした。
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By najirane • 為替動向と予想