MT4 比較してみたら驚いた

Image112/16からCyberAgentMT4をサービスインしたことにより、久々に国内大手業者のMT4参入と言うことになりましたが、ここで各社のチャート描画能力を比べてみました。

MT4のエンジン自体は各社とも同じわけですが、サーバー配信の気配値やTickは各社様々となり、基本的には取引が多いほど平均値となり得る事になります。逆に取引が少ないところはいわゆる「薄い相場」と同じ事になり、歯抜けや値跳びが頻出しローソクもあてにならないといった有様になるわけですね。

左は上から「OANDA」「FXCM」「FXDD」「CyberAgent」にて、先週引け間際頃のEUR/USDを同じ時間・同じチャートセッティングにて15分足と1分足を並べてみたものです。

一見して違いがあるところと言えば、15分足右1/3くらいに、12/17の3時前のフィッチよるイタリア・スペイン他欧州各国の格付け見通しを引き下げ報道で瞬間に1.30を割り込んだ際の足がOANDAのみ小陰線含みの寄り引き同事(寄せ)線、他の3社とも小陽線含みの寄り引き同事(寄せ)線となっているのが見て取れます。

他に気になったのは右の1分足で矢印を表示した部分のつながりがFXDDCyberAgentは綺麗につないでいるのに、OANDAFXCMはお世辞にも綺麗とは言えず、値飛びもあり参考にするには不適当。と言った観があります。

他にも1分足左矢印付近においては底値付近で抱きなのかはらみなのかよく解らないと言った感じで、この材料だけで「お勧めのMT4は?」と聞かれたらCyberAgentFXDDとしか言えないですね。と言うよりも、新規参入のCyberAgentがここまで綺麗なチャートを描くことには驚くというか脱帽ものです。

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