資料ダウンロード 『4/24集計-4/27公表のIMMポジション』 → IMM_20120424.pdf (計4p)をダウンロード
【対円】非商業ポジション(投機筋)
ロングは前週比 -4248枚(-25.1%)の減少で 12669枚(前週:16917枚)、ショートは前週比 -6148枚(-8.2%)の減少で 68572枚(前週:74720枚)。双方減の結果、売買比は売り越しを僅かに縮小。売越し枚数は前週比 -1900枚(-3.3%)の減少で 55903枚(前週:57803枚)。売買計は前週比 -10396枚(-11.3%)の減少で 81241枚(前週:91637枚)となりました。
売買枚数占有率(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の 4.9%(前週:6.6%)で -1.7%の減少、ショートはIMM全ショート枚数の 20.4%(前週:20.8%)で -0.4%の減少となりました。
ドル換算では19.5億$のロング、105.4億$のショートにより、85.9億$の売越しという事になります。
【対円】商業ポジション(実需筋)
ロングは前週比 -4031枚の減少で 113918枚(前週:117949枚)、ショートは前週比 1269枚の増加で 27577枚(前週:26308枚)。この結果、売買比は買越しを僅かに縮小。買越し枚数は前週比 -5300枚の減少で 86341枚(前週:91641枚)。売買計は前週比 -2762枚の減少で 141495枚(前週:144257枚)となりました。
投機筋+実需筋の合計では 126587枚のロング、96149枚のショートにより 30438枚の買越し。総売買枚数は 222736枚と言うことになりました。
レート変化では、前火曜→前金曜終値で80.89円→81.53円と円安、前火曜→今火曜終値では80.89円→81.33円と円安、今火曜→今金曜では 81.33円→80.27円と円高、2週通算の前火曜→今金曜では80.89円→80.27円と円高。と先々週に4週連続の陰線引けを陽線に戻したのもつかの間、再び陰線引けとなりました。
先週は4/25にFOMCとバーナンキ議長会見、4/27に日銀政策金利発表と白川総裁会見と、QE3の導入如何そして日銀の緩和策は2月の再来となるのか一気に巻き戻すのかと、ドル円における注目イベントが行われましたが、今回のIMMポジションにおける売買とも減少はそれらイベント及び5月GW週のアノマリーとなりつつある大変動を睨んでの手控えと思われます。
そして今週は雇用統計を含む月初の重要指標イベント週となる以外に、日本勢不在による閑散ゆえの増幅された値動きそしてまた大変動はあるのか?GWとは言えチャートからは目を離せない1週間となりそうですね。
【対ユーロ】非商業ポジション(投機筋)
ロングは前週比 -4021枚(-10.0%)の減少で 36289枚(前週:40310枚)、ショートは前週比 -8779枚(-5.5%)の減少で 149656枚(前週:158435枚)。先回の双方増から一転の双方減の結果、売買比は売り越しを僅かに縮小。売り越し枚数は前週比 -4758枚(-4.0%)の減少で 113367枚(前週:118125枚)となりました。売買計は -12800枚(-6.4%)の減少で 185945枚(前週:198745枚)となりました。
売買枚数占有率(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の14.0%(前週:15.8%)、ショートはIMM全ショート枚数の44.4%(前週:44.0%)となりました。
金額換算では59.9億$のロング、246.8億$のショートにより、187.0億$の売り越しという事になります。
レート変化では、前火曜→前金曜終値で 1.3128→1.3219とユーロ高、前火曜→今火曜終値で1.3128→1.3195とユーロ高、今火曜→今金曜では 1.3195→1.3256とユーロ高、2週通算の前火曜→今金曜では 1.3128→1.3256とユーロ高となっております。
ドル円の項でも書いたように、先週のFRB/BOJの2大イベント、特にFOMCでを睨んでの売買手控えがユーロにもあったような数字となっております。
ユーロは4月初旬には2月初旬を左肩、2月末を頭頂とした三尊を形成か?と思われましたが、欧州不安も何処吹く風、ドル円の失速ぶりとは好対照に第2の右肩を作るかのように好調ですが、三尊崩れのペナント(下値は底堅く高値は徐々に抑えられて来ている)のようでもあり、5月初旬の重要指標週での出方によっては上にも下にも大きくレンジブレイクするかのような形になっています。
【全体概況】非商業ポジション(投機筋)
CFTCで扱われる通貨全体(MXN除く)では、ロングが前週比 2678枚(1.0%)の増加で 258314枚(前週:255636枚)、ショートは前週比 -23051枚(-6.4%)の減少で 336938枚(前週:359989枚)。ショート大量減の結果、売買比は売り越しを大幅に縮小。売り越し枚数は前週比 -25729枚(-24.7%)の減少で 78624枚(前週:104353枚)。売買計は前週比 -20373枚(-3.4%)の減少で 595252枚(前週:615625枚)となりました。
ドル換算では、291.5億$のロング、479.6億ドルのショートにより、188.1億ドルの売り越し(MXN除く7通貨計)という事になります。
今回は前段でも書いたように対円・対ユーロの双方がロング減少以外に豪ドル・NZドルも双方減少、となっておりますが、にもかかわらず全体では逆にロングが増
加となっているのはポンド及び加ドルのロング増加がめざましく、ポンドにおいては前週比42.79%増でロング枚数は対円+対ユーロに相当している事が効いています。また、この増加により対ポンドは買い越しへと転換し、現在売り越し状態なのは対円・対ユーロ・対フランの3通貨だけとなっています。
全体売買枚数構成比から言ったロングベスト3は 豪ドル・加ドル・ポンド。ショートベスト3はユーロ・円・ポンドとなっております。
データ参照先:CFTC Historical Compressed
資料ダウンロード 『4/24集計-4/27公表のIMMポジション』 → IMM_20120424.pdf (計4p)をダウンロード
4月 29 2012
CFTC IMMポジション(4/24集計-4/27公表分)
資料ダウンロード 『4/24集計-4/27公表のIMMポジション』 → IMM_20120424.pdf (計4p)をダウンロード
【対円】非商業ポジション(投機筋)
ロングは前週比 -4248枚(-25.1%)の減少で 12669枚(前週:16917枚)、ショートは前週比 -6148枚(-8.2%)の減少で 68572枚(前週:74720枚)。双方減の結果、売買比は売り越しを僅かに縮小。売越し枚数は前週比 -1900枚(-3.3%)の減少で 55903枚(前週:57803枚)。売買計は前週比 -10396枚(-11.3%)の減少で 81241枚(前週:91637枚)となりました。
売買枚数占有率(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の 4.9%(前週:6.6%)で -1.7%の減少、ショートはIMM全ショート枚数の 20.4%(前週:20.8%)で -0.4%の減少となりました。
ドル換算では19.5億$のロング、105.4億$のショートにより、85.9億$の売越しという事になります。
【対円】商業ポジション(実需筋)
ロングは前週比 -4031枚の減少で 113918枚(前週:117949枚)、ショートは前週比 1269枚の増加で 27577枚(前週:26308枚)。この結果、売買比は買越しを僅かに縮小。買越し枚数は前週比 -5300枚の減少で 86341枚(前週:91641枚)。売買計は前週比 -2762枚の減少で 141495枚(前週:144257枚)となりました。
投機筋+実需筋の合計では 126587枚のロング、96149枚のショートにより 30438枚の買越し。総売買枚数は 222736枚と言うことになりました。
レート変化では、前火曜→前金曜終値で80.89円→81.53円と円安、前火曜→今火曜終値では80.89円→81.33円と円安、今火曜→今金曜では 81.33円→80.27円と円高、2週通算の前火曜→今金曜では80.89円→80.27円と円高。と先々週に4週連続の陰線引けを陽線に戻したのもつかの間、再び陰線引けとなりました。
先週は4/25にFOMCとバーナンキ議長会見、4/27に日銀政策金利発表と白川総裁会見と、QE3の導入如何そして日銀の緩和策は2月の再来となるのか一気に巻き戻すのかと、ドル円における注目イベントが行われましたが、今回のIMMポジションにおける売買とも減少はそれらイベント及び5月GW週のアノマリーとなりつつある大変動を睨んでの手控えと思われます。
そして今週は雇用統計を含む月初の重要指標イベント週となる以外に、日本勢不在による閑散ゆえの増幅された値動きそしてまた大変動はあるのか?GWとは言えチャートからは目を離せない1週間となりそうですね。
【対ユーロ】非商業ポジション(投機筋)
ロングは前週比 -4021枚(-10.0%)の減少で 36289枚(前週:40310枚)、ショートは前週比 -8779枚(-5.5%)の減少で 149656枚(前週:158435枚)。先回の双方増から一転の双方減の結果、売買比は売り越しを僅かに縮小。売り越し枚数は前週比 -4758枚(-4.0%)の減少で 113367枚(前週:118125枚)となりました。売買計は -12800枚(-6.4%)の減少で 185945枚(前週:198745枚)となりました。
売買枚数占有率(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の14.0%(前週:15.8%)、ショートはIMM全ショート枚数の44.4%(前週:44.0%)となりました。
金額換算では59.9億$のロング、246.8億$のショートにより、187.0億$の売り越しという事になります。
レート変化では、前火曜→前金曜終値で 1.3128→1.3219とユーロ高、前火曜→今火曜終値で1.3128→1.3195とユーロ高、今火曜→今金曜では 1.3195→1.3256とユーロ高、2週通算の前火曜→今金曜では 1.3128→1.3256とユーロ高となっております。
ドル円の項でも書いたように、先週のFRB/BOJの2大イベント、特にFOMCでを睨んでの売買手控えがユーロにもあったような数字となっております。
ユーロは4月初旬には2月初旬を左肩、2月末を頭頂とした三尊を形成か?と思われましたが、欧州不安も何処吹く風、ドル円の失速ぶりとは好対照に第2の右肩を作るかのように好調ですが、三尊崩れのペナント(下値は底堅く高値は徐々に抑えられて来ている)のようでもあり、5月初旬の重要指標週での出方によっては上にも下にも大きくレンジブレイクするかのような形になっています。
【全体概況】非商業ポジション(投機筋)
CFTCで扱われる通貨全体(MXN除く)では、ロングが前週比 2678枚(1.0%)の増加で 258314枚(前週:255636枚)、ショートは前週比 -23051枚(-6.4%)の減少で 336938枚(前週:359989枚)。ショート大量減の結果、売買比は売り越しを大幅に縮小。売り越し枚数は前週比 -25729枚(-24.7%)の減少で 78624枚(前週:104353枚)。売買計は前週比 -20373枚(-3.4%)の減少で 595252枚(前週:615625枚)となりました。
ドル換算では、291.5億$のロング、479.6億ドルのショートにより、188.1億ドルの売り越し(MXN除く7通貨計)という事になります。
今回は前段でも書いたように対円・対ユーロの双方がロング減少以外に豪ドル・NZドルも双方減少、となっておりますが、にもかかわらず全体では逆にロングが増
加となっているのはポンド及び加ドルのロング増加がめざましく、ポンドにおいては前週比42.79%増でロング枚数は対円+対ユーロに相当している事が効いています。また、この増加により対ポンドは買い越しへと転換し、現在売り越し状態なのは対円・対ユーロ・対フランの3通貨だけとなっています。
全体売買枚数構成比から言ったロングベスト3は 豪ドル・加ドル・ポンド。ショートベスト3はユーロ・円・ポンドとなっております。
データ参照先:CFTC Historical Compressed
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By najirane • IMMポジション • Tags: 米商品先物取引委員会 通貨先物 取組 IMMポジション CFTC CME ドル 投機筋 仮需 実需 円 ユーロ 売り越し 買い越し 円高 円安 日銀 金利 FOMC ADP ISM 雇用統計 欧州 ギリシャ 総選挙 QE3 緩和 緊縮