資料ダウンロード 『5/8集計-5/11公表のIMMポジション』 → IMM_20120508.pdf (計4p)をダウンロード
【対円】非商業ポジション(投機筋)
ロングは前週比 2559枚(16.0%)の増加で 16369枚(前週:12669枚)、ショートは前週比 -6821枚(-10.6%)の減少で 57462枚(前週:64283枚)。前週継続のようなこの結果、売買比は売り越し縮小継続。売越し枚数は前週比 -9080枚(-18.1%)の減少で 41093枚(前週:50173枚)。売買計は前週比 -4562枚(-5.8%)の減少で 73831枚(前週:78393枚)となりました。
売買枚数占有率(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の 6.0%(前週:4.8%)で 1.2%の増加、ショートはIMM全ショート枚数の 16.2%(前週:20.2%)で -4.1%の減少となりました。
ドル換算では25.6億$のロング、89.9億$のショートにより、64.3億$の売越しという事になります。
【対円】商業ポジション(実需筋)
ロングは前週比 3006枚の減少で 111185枚(前週:114191枚)、ショートは前週比 10127枚の増加で 41433枚(前週:31306枚)。この結果、売買比は買越しを縮小。買越し枚数は前週比 -13133枚の減少で 69752枚(前週:82885枚)。売買計は前週比 7121枚の増加で 152618枚(前週:145497枚)となりました。
投機筋+実需筋の合計では 127554枚のロング、98895枚のショートにより 28659枚の買越し。総売買枚数は 226499枚と言うことになりました。
レート変化では、前火曜→前金曜終値で80.09円→79.83円と円高、前火曜→今火曜終値では80.09円→79.87円と円高、今火曜→今金曜では 79.87円→79.93円と円安、2週通算の前火曜→今金曜では80.09円→79.93円と円高。陰線を2週で止め陽線引けとは言え、80円台復帰はならずでした。
雇用統計の失望からか対円ロング増ショート減の流れは継続ですが、レート的には若干ブレーキがかかったようにも見受けられます。これが先月末の日米中銀のイベントでのフライングの調整なのか新たな材料探しでの足踏みなのかは定かではありませんが、材料薄と言ってもQE3催促相場とか「Sell in May」を吹聴しての攪乱要因は残っていますし、凪のあとは大波の言葉もありますから引き続き要注視と言ったところですね。
【対ユーロ】非商業ポジション(投機筋)
ロングは前週比 1065枚(3.0%)の増加で 36022枚(前週:34957枚)、ショートは前週比 38059枚(26.8%)の大量増で 180006枚(前週:141947枚)。再びのショート大量増の結果、売買比は売り越しを大きく拡大。売り越し枚数は前週比 36994枚(34.6%)の増加で 143984枚(前週:106990枚)となりました。売買計は 39124枚(22.1%)の増加で 216028枚(前週:176904枚)となりました。
売買枚数占有率(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の13.3%(前週:11.9%)、ショートはIMM全ショート枚数の50.6%(前週:44.7%)と再び過半数越えとなりました。
金額換算では58.5億$のロング、292.5億$のショートにより、234.0億$の売り越しという事になります。
レート変化では、前火曜→前金曜終値で 1.3238→1.3084とユーロ安、前火曜→今火曜終値で1.3238→1.2999とユーロ安、今火曜→今金曜では 1.2999→1.2916とユーロ安、2週通算の前火曜→今金曜では 1.3238→1.2916とユーロ安となっております。
5/6 に行われたギリシャ総選挙は緊縮派が破れ緩和派の勝利となりましたが、単独政権樹立を諦め連立を計るも暗礁に乗り上げ、挙句の果てには再選挙というお粗末さ。相当前から書いてますがギリシャのユーロ圏離脱ネタも使い古された感があり、何故これで動くかさえ不思議な気もしますが、全てを織り込むのが相場である以上、状況がどうであれ動く方向に付いていくしかないと言うのが正解かも知れません。
【全体概況】非商業ポジション(投機筋)
CFTCで扱われる通貨全体(MXN除く)では、ロングが前週比 -22327枚(-7.6%)の減少で 270815枚(前週:293142枚)、ショートは前週比 38029枚(12.0%)の増加で 355624枚(前週:317595枚)。ユーロ・豪ドル・NZドルを筆頭に売買傾向が大きく変化した結果、売買比は売り越しを再度大幅に拡大。売り越し枚数は前週比 60356枚(246.8%)の増加で 84809枚(前週:24453枚)と、前週買い越し転換を目前にしながら再び大きくショートに傾きました。売買計は前週比 15702枚(2.5%)の増加で 626439枚(前週:610737枚)となりました。
ドル換算では、303.3億$のロング、507.8億ドルのショートにより、204.6億ドルの売り越し(MXN除く7通貨計)という事になります。
今回はユーロ・豪ドル・NZドルが軒並み前回の反対売買のような形になり、結果的にロング大量減・ショート大量増となっており、ユーロは再びショート占有率が過半数越え、豪ドルは買い越し半減、ポンドは買い越し倍増と、各通貨とも何か一言ずつタイトルを付けることができるような変動になっております。
全体売買枚数構成比から言ったロングベスト3は 豪ドル・加ドル・ポンド。ショートベスト3はユーロ・円・豪ドルとなっております。
データ参照先:CFTC Historical Compressed
資料ダウンロード 『5/8集計-5/11公表のIMMポジション』 → IMM_20120508.pdf (計4p)をダウンロード
5月 13 2012
CFTC IMMポジション(5/8集計-5/11公表分)
資料ダウンロード 『5/8集計-5/11公表のIMMポジション』 → IMM_20120508.pdf (計4p)をダウンロード
【対円】非商業ポジション(投機筋)
ロングは前週比 2559枚(16.0%)の増加で 16369枚(前週:12669枚)、ショートは前週比 -6821枚(-10.6%)の減少で 57462枚(前週:64283枚)。前週継続のようなこの結果、売買比は売り越し縮小継続。売越し枚数は前週比 -9080枚(-18.1%)の減少で 41093枚(前週:50173枚)。売買計は前週比 -4562枚(-5.8%)の減少で 73831枚(前週:78393枚)となりました。
売買枚数占有率(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の 6.0%(前週:4.8%)で 1.2%の増加、ショートはIMM全ショート枚数の 16.2%(前週:20.2%)で -4.1%の減少となりました。
ドル換算では25.6億$のロング、89.9億$のショートにより、64.3億$の売越しという事になります。
【対円】商業ポジション(実需筋)
ロングは前週比 3006枚の減少で 111185枚(前週:114191枚)、ショートは前週比 10127枚の増加で 41433枚(前週:31306枚)。この結果、売買比は買越しを縮小。買越し枚数は前週比 -13133枚の減少で 69752枚(前週:82885枚)。売買計は前週比 7121枚の増加で 152618枚(前週:145497枚)となりました。
投機筋+実需筋の合計では 127554枚のロング、98895枚のショートにより 28659枚の買越し。総売買枚数は 226499枚と言うことになりました。
レート変化では、前火曜→前金曜終値で80.09円→79.83円と円高、前火曜→今火曜終値では80.09円→79.87円と円高、今火曜→今金曜では 79.87円→79.93円と円安、2週通算の前火曜→今金曜では80.09円→79.93円と円高。陰線を2週で止め陽線引けとは言え、80円台復帰はならずでした。
雇用統計の失望からか対円ロング増ショート減の流れは継続ですが、レート的には若干ブレーキがかかったようにも見受けられます。これが先月末の日米中銀のイベントでのフライングの調整なのか新たな材料探しでの足踏みなのかは定かではありませんが、材料薄と言ってもQE3催促相場とか「Sell in May」を吹聴しての攪乱要因は残っていますし、凪のあとは大波の言葉もありますから引き続き要注視と言ったところですね。
【対ユーロ】非商業ポジション(投機筋)
ロングは前週比 1065枚(3.0%)の増加で 36022枚(前週:34957枚)、ショートは前週比 38059枚(26.8%)の大量増で 180006枚(前週:141947枚)。再びのショート大量増の結果、売買比は売り越しを大きく拡大。売り越し枚数は前週比 36994枚(34.6%)の増加で 143984枚(前週:106990枚)となりました。売買計は 39124枚(22.1%)の増加で 216028枚(前週:176904枚)となりました。
売買枚数占有率(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の13.3%(前週:11.9%)、ショートはIMM全ショート枚数の50.6%(前週:44.7%)と再び過半数越えとなりました。
金額換算では58.5億$のロング、292.5億$のショートにより、234.0億$の売り越しという事になります。
レート変化では、前火曜→前金曜終値で 1.3238→1.3084とユーロ安、前火曜→今火曜終値で1.3238→1.2999とユーロ安、今火曜→今金曜では 1.2999→1.2916とユーロ安、2週通算の前火曜→今金曜では 1.3238→1.2916とユーロ安となっております。
5/6 に行われたギリシャ総選挙は緊縮派が破れ緩和派の勝利となりましたが、単独政権樹立を諦め連立を計るも暗礁に乗り上げ、挙句の果てには再選挙というお粗末さ。相当前から書いてますがギリシャのユーロ圏離脱ネタも使い古された感があり、何故これで動くかさえ不思議な気もしますが、全てを織り込むのが相場である以上、状況がどうであれ動く方向に付いていくしかないと言うのが正解かも知れません。
【全体概況】非商業ポジション(投機筋)
CFTCで扱われる通貨全体(MXN除く)では、ロングが前週比 -22327枚(-7.6%)の減少で 270815枚(前週:293142枚)、ショートは前週比 38029枚(12.0%)の増加で 355624枚(前週:317595枚)。ユーロ・豪ドル・NZドルを筆頭に売買傾向が大きく変化した結果、売買比は売り越しを再度大幅に拡大。売り越し枚数は前週比 60356枚(246.8%)の増加で 84809枚(前週:24453枚)と、前週買い越し転換を目前にしながら再び大きくショートに傾きました。売買計は前週比 15702枚(2.5%)の増加で 626439枚(前週:610737枚)となりました。
ドル換算では、303.3億$のロング、507.8億ドルのショートにより、204.6億ドルの売り越し(MXN除く7通貨計)という事になります。
今回はユーロ・豪ドル・NZドルが軒並み前回の反対売買のような形になり、結果的にロング大量減・ショート大量増となっており、ユーロは再びショート占有率が過半数越え、豪ドルは買い越し半減、ポンドは買い越し倍増と、各通貨とも何か一言ずつタイトルを付けることができるような変動になっております。
全体売買枚数構成比から言ったロングベスト3は 豪ドル・加ドル・ポンド。ショートベスト3はユーロ・円・豪ドルとなっております。
データ参照先:CFTC Historical Compressed
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By najirane • IMMポジション • Tags: 米商品先物取引委員会 通貨先物 取組 IMMポジション CFTC CME ドル 投機筋 仮需 実需 円 ユーロ 売り越し 買い越し 円高 円安 日銀 金利 FOMC ADP ISM 雇用統計 欧州 ギリシャ 総選挙 QE3 緩和 緊縮