5/2付けで iPhone用Metatrader4(MT4)がbuild420にアップデートされました。
今回のアップデート内容は
– クロスヘアカーソルの採用
– OHLCをチャート上に表示
– データウィンドウをチャート上に表示
– その他報告されたバグフィクス
詳しくはAppStoreへ
とのことではありますが、このMT4(及びMT5)に対しては毎回苦言を書いてきておりますが今回もまた、まだまだMT4を名乗るにふさわしくない、落胆せざるを得ないアップデートでお茶を濁しているようです。
マルチベンダと言うことだけがアピールポイントで、肝心なチャート機能においてはFX会社各社が独自に提供しているトレードアプリのチャート機能の方がどれほど使い易くまた見易いか、まったく調査も参考にもしていないお粗末さを今回も露呈してくれたようです。
左記は左が前回バージョン(build415)、右が今回バージョン(build420)を並べたものですが、上部ボタンの配置を見ればお解りの通り、クロスヘアカーソルボタンが追加されています。また、これまでは横位置でのみ表示されたカギ足/ローソク/ライン描くチャートへの切り替えボタン、及びインジケータ詳細画面への移動ボタンも追加され、代わりにタイムスケール変更は選択方法が変更になっています。
さて、今回変更の2点のクロスヘアカーソルとデータウィンドウ表示を同時にしてみました。(左)
データウィンドウにチャートが隠されなんのことやらさっぱり解りません。
データウィンドウを非表示にしてみたら(右)、まだこちらの方が実用上問題ないばかりかまだ見やすいですね。
また、この一連の操作ではクロスヘアカーソル表示ボタンの操作やデータウィンドウの表示/非表示はセッテイング画面に移動しての作業が強いられるわけですが、何も考えなくたって単に画面をタップすればクロスヘアカーソルが出てくる事がデフォルトなFX会社各社が提供しているトレードアプリ辺りの方が遙かに簡便かつ実用上優れていると思います。
例えば2月のiPhone版MT4リリース時にも書きましたがPC用MT4やWindowsMobile用MetaTrader(mtm)、またTradeInterCeptor for iPhoneで出来るようなトレンドラインを引いてみるとかフィボナッチを引いてみるとか…etc、定型チャート上で随時行ってみたい追加の分析が全くで きないなんて事は言語道断に近いあり得ないことではないでしょうか。
私は全てのチャートソフトの中でMT4ほど自由度や操作性に優れたものはないと思っています。ただしそれはPC版においての話で、iPhone版に関してはFX会社各社のトレードアプリにも劣る代物であり、MT4を名乗るどころかチャートアプリとしてすらリリースして欲しくないと言うのが偽らざる気持ちです。
今回もまた苦言だらけとなりましたが、これは罵倒ではなく叱咤激励と思って頂ければ幸いです。
5月 4 2012
MetaTrader 4 build 420 for iPhone
5/2付けで iPhone用Metatrader4(MT4)がbuild420にアップデートされました。
今回のアップデート内容は
– クロスヘアカーソルの採用
– OHLCをチャート上に表示
– データウィンドウをチャート上に表示
– その他報告されたバグフィクス
詳しくはAppStoreへ
とのことではありますが、このMT4(及びMT5)に対しては毎回苦言を書いてきておりますが今回もまた、まだまだMT4を名乗るにふさわしくない、落胆せざるを得ないアップデートでお茶を濁しているようです。
マルチベンダと言うことだけがアピールポイントで、肝心なチャート機能においてはFX会社各社が独自に提供しているトレードアプリのチャート機能の方がどれほど使い易くまた見易いか、まったく調査も参考にもしていないお粗末さを今回も露呈してくれたようです。
左記は左が前回バージョン(build415)、右が今回バージョン(build420)を並べたものですが、上部ボタンの配置を見ればお解りの通り、クロスヘアカーソルボタンが追加されています。また、これまでは横位置でのみ表示されたカギ足/ローソク/ライン描くチャートへの切り替えボタン、及びインジケータ詳細画面への移動ボタンも追加され、代わりにタイムスケール変更は選択方法が変更になっています。
さて、今回変更の2点のクロスヘアカーソルとデータウィンドウ表示を同時にしてみました。(左)
データウィンドウにチャートが隠されなんのことやらさっぱり解りません。
データウィンドウを非表示にしてみたら(右)、まだこちらの方が実用上問題ないばかりかまだ見やすいですね。
また、この一連の操作ではクロスヘアカーソル表示ボタンの操作やデータウィンドウの表示/非表示はセッテイング画面に移動しての作業が強いられるわけですが、何も考えなくたって単に画面をタップすればクロスヘアカーソルが出てくる事がデフォルトなFX会社各社が提供しているトレードアプリ辺りの方が遙かに簡便かつ実用上優れていると思います。
例えば2月のiPhone版MT4リリース時にも書きましたがPC用MT4やWindowsMobile用MetaTrader(mtm)、またTradeInterCeptor for iPhoneで出来るようなトレンドラインを引いてみるとかフィボナッチを引いてみるとか…etc、定型チャート上で随時行ってみたい追加の分析が全くで きないなんて事は言語道断に近いあり得ないことではないでしょうか。
私は全てのチャートソフトの中でMT4ほど自由度や操作性に優れたものはないと思っています。ただしそれはPC版においての話で、iPhone版に関してはFX会社各社のトレードアプリにも劣る代物であり、MT4を名乗るどころかチャートアプリとしてすらリリースして欲しくないと言うのが偽らざる気持ちです。
今回もまた苦言だらけとなりましたが、これは罵倒ではなく叱咤激励と思って頂ければ幸いです。
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By najirane • iPhone, MT4 & mtm, TradeInterceptor • Tags: Crosshair, iPhone, mt4, mtm, TradeInterCeptor, WindowsMobile, クロスヘア