CFTC IMMポジション(7/10集計-7/13公表分)

資料ダウンロード 『7/10集計-7/13公表のIMMポジション』 → IMM_20120710.pdf (計5p)をダウンロード

IMM_20120710_ページ_1【対円】非商業ポジション(投機筋)
ロングは前週比 -4030枚(-10.9%)の減少で 32920枚(前週:36950枚)、ショートは前週比 -8807枚(-26.9%)の減少で 23968枚(前週:32775枚)。売買双方減少の結果、売買比は買越しを縮小。買越し枚数は前週比 4777枚(114.4%)の増加で 8952枚(前週:4175枚)。売買計は前週比 -12837枚(-18.4%)の減少で 52888枚(前週:69725枚)となりました。
売買枚数占有率(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の 16.6%(前週:19.5%)で -2.9%の減少、ショートはIMM全ショート枚数の 6.8%(前週:9.8%)で -3.0%の減少となりました。
ドル換算では52億ドルのロング、38億ドルのショートにより、14億ドルの買越し、90億ドルの売買高という事になりました。

【対円】商業ポジション(実需筋)
ロングは前週比 477枚の増加で 66776枚(前週:66299枚)、ショートは前週比 7736枚の増加で 56267枚(前週:48531枚)。双方増の結果、売買比は買越しを継続、買い越し枚数は前週比 7259枚の減少で 10509枚(前週:17768枚)。売買計は前週比 8213枚の増加で 123043枚(前週:114830枚)となりました。

投機筋+実需筋の合計では 99696枚のロング、80235枚のショートにより 19461枚の買越し。総売買枚数は 179931枚と言うことになりました。

レート変化では、前火曜→前金曜終値で79.81円→79.66円と円高、前火曜→今火曜終値では79.81円→79.38円と円高、今火曜→今金曜では 79.38円→79.18円と円高、2週通算の前火曜→今金曜では79.81円→79.18円と円高。79円割れを目前にしたジリ安基調と言った模様です。

IMM_20120710_ページ_2【対ユーロ】非商業ポジション(投機筋)
ロングは前週比 4173枚(12.9%)の増加で 36409枚(前週:32236枚)、ショートは前週比 23701枚(13.3%)の増加で 202114枚(前週:178413枚)。売買双方増の結果、売買比は売り越しを拡大。売り越し枚数は 前週比 19528枚(13.4%)の増加で 165705枚(前週:146177枚)となりました。売買計は 27874枚(13.2%)の増加で 238523枚(前週:210649枚)となりました。
売買枚数占有率(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の18.3%(前週:17.0%)、ショートはIMM全ショート枚数の57.5%(前週:53.5%)と過半数越え拡大継続となりました。
金額換算では56億ドルのロング、310億ドルのショートにより、254億ドルの売り越し、売買計は365億ドルという事になります。

【対ユーロ】商業ポジション(実需筋)
ロングは前週比 15976枚の増加で 251888枚(前週:235912枚)、ショートは前週比 -5117枚の減少で 49424枚(前週:54541枚)。この結果、売買比は買越し継続。買越し枚数は 前週比 21093枚の増加で 202464枚(前週:181371枚)となりました。売買計は 10859枚の増加で 301312枚(前週:290453枚)となりました。
投機筋+実需筋の合計では 288297枚のロング、251538枚のショートにより 36759枚の買越し。総売買枚数は 539835枚と言うことになりました。

レート変化では、前火曜→前金曜終値で 1.2605→1.2289とユーロ安、前火曜→今火曜終値で1.2605→1.2252とユーロ安、今火曜→今金曜では 1.2252→1.2248とユーロ安、2週通算の前火曜→今金曜では 1.2605→1.22484とユーロ安となっております。

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【全体概況】非商業ポジション(投機筋)
CFTCで扱われる通貨全体(MXN除く)では、ロングが前週比 9206枚(4.9%)の増加で 198773枚(前週:189567枚)、ショートは前週比 18122枚(5.4%)の増加で 351738枚(前週:333616枚)。この結果、売り越し枚数は前週比 8916枚(6.2%)の増加で 152965枚(前週:144049枚)。売買計は前週比 27328枚(5.0%)の増加で 550511枚(前週:523183枚)となりました。

ドル換算では、235.8億ドルのロング、477.2億ドルのショートにより、241.4億ドルの売り越し(MXN除く7通貨計)という事になります。

先回は反転上昇に陰りが出たかのような形でしたが、今回軒並みな双方増(対円のみ双方減)により拡散模様となり、横這いとも何か材料があれば新たなトレンド形成をも伺える微妙な形になってきております。

全体売買枚数構成比から言ったロングベスト3は 豪ドル・ユーロ・円。ショートベスト3はユーロ・豪ドル・円となっており、代わらず豪ドル取引が盛んな模様です。

データ参照先:CFTC Historical Compressed

資料ダウンロード 『7/10集計-7/13公表のIMMポジション』 → IMM_20120710.pdf (計5p)をダウンロード

・P1:対円投機筋ポジションデータと推移グラフ
・P2:対ユーロ投機筋ポジションデータと推移グラフ
・P3:IMM取り扱い通貨ポジションデータと推移グラフ
・P4:対円投機筋+実需筋ポジションデータと推移グラフ
・P5:対ユーロ投機筋+実需筋ポジションデータと推移グラフ

なお、多くのIMM解説サイトでは為替レートを週末締めのみの参考掲載としてますが、売買数量とその結果である為替レートを IMM集計時点(=火曜締め)と週末金曜締めを併せてグラフ表示しているのは数多の公開サイトの中でも当サイトのみです。

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