CFTC IMMポジション(6/18集計-6/21公表分)

 

先週は前週末安値を引きずりつつもじり高にて95円台を彷徨っていましたが、6月20日(木)未明にFOMCとその後に行われたバーナンキ会見から資産購入規模の縮小観測が高まりドルが一段高となり、98.29円まで上昇したもの週末は若干調整が入った97.76円での引けとなりました。
今回のIMM集計はFOMCの模様伺い状態とも言える火曜日のNYクローズ時のものとなります。

6/18付IMM集計、対円では3週連続のロング増・ショート減となり、売り越しは61890枚まで減少し売買計も減少。 対ユーロも3週連続のロング増・4週連続のショート減の結果、17週ぶりに買い越しに転換、売買計は増。
なお、IMM全体においてのロング側へのシフト模様はより明確なものとなっております。

CFTC IMMポジション(6/18集計-6/21公表分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20130618.pdf

IMM_20130618_P1

■資料PDF内容

・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数

・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

IMM_20130618_P3

※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed

※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。

CFTC IMMポジション(6/18集計-6/21公表分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20130618.pdf

 

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