CFTC IMMポジション(10/15,22集計-11/1遅延公開分)

 

CFTC Announces Schedule for Publication of Reports Delayed by the Government Shutdown米国政府機関のshutdownによりCFTC(米商品先物取引委員会)に各取引所の集約データ公開更新が滞っておりましたが、週末の10/30に10/15日集計分、11/1に10/22集計分が矢継ぎ早に遅延公開されました。
今回お届けするのは、この遅延公開分までのものとなります。

なお、CFTCでは「CFTC Announces Schedule for Publication of Reports Delayed by the Government Shutdown」でのreleaseにおいて、今後の遅延データ公開予定をリリースしておりますが、とりあえず10/25に10/1集計分を公開した後、11/4までの週に残り分(10/8,15,22,29?)、11/8からは通常公開スケジュールに復帰する模様です。

10/22付IMM集計、対円では2週連続ロング減・反転のショート増となり、売り越しは7万枚台へと増化・売買計は2012/11/13以来約1年ぶりの10万枚割れ。 対ユーロは反転のロング増・2週連続のショート増の双方増となり、買い越し増・売買計は2012/8/21以来1年2ヶ月ぶりの20万枚越。
なお、IMM全体においては、10/8付けにて買い越し転、10/15で売り越し転の後、10/22で再び買い越し転換しました。

CFTC IMMポジション(10/15,22集計-11/1遅延公表分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20131022.pdf

IMM_20131022_P1■資料PDF内容

・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数

・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

IMM_20131022_P3※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed

※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。

CFTC IMMポジション(10/15,22集計-11/1遅延公表分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20131022.pdf

 

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