CFTC IMMポジション(3/4付集計-3/7公開分)

 

先週のドル円はスタートこそ大きくした窓を空け101円すれすれからのスタートとなりましたが1週間をかけ順調に駆け上がり、104円を試した後103円前半に落ち着いての終了となりました。今回のIMM集計は序盤の駆け上がり躍進時点のものとなります。

3/4付IMM集計、対円では反転のロング増・3週連続のショート増と双方増となり、売り越しは4週ぶりに減少・売買計は3週連続増。 対ユーロは4週連続のロング増・反転のショート増と双方増となり、買い越し継続・売買計も4週連続増。
なお、IMM全体においては依然緩やかにロング方向へシフトかつ拡大しているような情況となりました。

CFTC IMMポジション(3/4付集計-3/7公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140304.pdf

IMM_20140304_P1■資料PDF内容

・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数

・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

IMM_20140304_P3※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed

※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。

CFTC IMMポジション(3/4付集計-3/7公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140304.pdf

 

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