CFTC IMMポジション(7/1付集計-7/7公開分)

 

既報の通り、7/1付け集計は米国独立記念日による延期により7/7(日本時間では7/8未明)に公開でしたが、フライング(?)で公開されていましたので取り急ぎレポート作成しました。(明日以降、CFTCサイトにてデータ差し替えがあった場合、当ブログ内のPDFも差し替えます)

7/1付IMM集計、対円では再反転のロング減・3週連続のショート減から、売り越しは58686枚へ減少・売買計は96164枚と若干の増。 対ユーロは反転ロング減・反転ショート増の両ドテンから、売り越しは60776枚へ若干の増・売買計は166106枚へ若干の減。IMM全体では前々週を底にしてのロング方向への転換がグラフからも見て取れで、売り越しは19751枚まで縮小・売買計は677711枚へ前週比3%増。

CFTC IMMポジション(7/1付集計-7/7公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140701.pdf

IMM_20140701_P1■資料PDF内容

・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数

・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

IMM_20140701_P3※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed

※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。

CFTC IMMポジション(7/1付集計-7/7公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140701.pdf

 

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