1月最終週となった先週はユーロ圏を取り巻く種々の不安材料を抱えたままスタートしましたが、ギリシャの離脱回避観測やFOMCの利上げには依然慎重と想定通りの無風通過、週末には米雇用関連指標等の堅調などから次第に明るくなってきたとは言えまだまだ手放し出来ないような1週間となりました。
1/27付IMM集計、対円ではロングが前週から僅か1枚増・4週連続のショート減から、売り越しは64658枚へと約1.3万枚の減・売買計は117710枚へと約1.3万枚の減。 対ユーロは反転のロング増・6週連続のショート増から、売り越しは184745枚へと約0.4万枚の増・売買計は285723枚へと約0.09万枚の微増。なお、注目の対スイスではロングが前週比615枚増・ショートが前週比1821枚の減で、売り越しは前週比2436枚の減となる7373枚に縮小しました。IMM全体では売り越しは378681枚と約1.3万枚の減・売買計は741493枚と約1.5万枚の増となり、全体の傾向としてはロングは頭打ちながらショートは切り上がりと縮小フラッグ様な形となっています。
CFTC IMMポジション(1/27付集計-1/30公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20150127.pdf
■資料PDF内容
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(1/27付集計-1/30公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20150127.pdf
1月 31 2015
CFTC IMMポジション(1/27付集計-1/30公開分)
1月最終週となった先週はユーロ圏を取り巻く種々の不安材料を抱えたままスタートしましたが、ギリシャの離脱回避観測やFOMCの利上げには依然慎重と想定通りの無風通過、週末には米雇用関連指標等の堅調などから次第に明るくなってきたとは言えまだまだ手放し出来ないような1週間となりました。
1/27付IMM集計、対円ではロングが前週から僅か1枚増・4週連続のショート減から、売り越しは64658枚へと約1.3万枚の減・売買計は117710枚へと約1.3万枚の減。 対ユーロは反転のロング増・6週連続のショート増から、売り越しは184745枚へと約0.4万枚の増・売買計は285723枚へと約0.09万枚の微増。なお、注目の対スイスではロングが前週比615枚増・ショートが前週比1821枚の減で、売り越しは前週比2436枚の減となる7373枚に縮小しました。IMM全体では売り越しは378681枚と約1.3万枚の減・売買計は741493枚と約1.5万枚の増となり、全体の傾向としてはロングは頭打ちながらショートは切り上がりと縮小フラッグ様な形となっています。
CFTC IMMポジション(1/27付集計-1/30公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20150127.pdf
■資料PDF内容
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(1/27付集計-1/30公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20150127.pdf
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By najirane • IMMポジション • Tags: CFTC, IMMポジション, 売り越し, 実需筋, 投機筋, 米証券先物取引委員会, 買い越し