2月 16 2012
TradeInterCeptor Ver2.8
2/14にTradeInterCeptor VER2.8がリリースされました。
詳細はこの記事下のリンクから確認頂きたく思いますが、私が感激した今回の目玉は以下の機能です。
* Chart shift feature : 初版登場時から私が要望を出し続けていた右余白設定機能
* Pip measure tool : クロスラインで任意のポイント(矩形)を選択すると、ローソク本数と変化量(PIPs)が解る。
– DeMark Trend line : ご存じDeMark式トレンドライン
左記チャートはローソク5本分(格子の半分)左にシフトし右余白を設定した状態になっていますが、タダでさえ見やすいと言う理由以外に、トレンドラインがこの先どこで交差するかなんて事まで解るわけです。
ただ、MT4だとこのようにシフトを設定した場合は一目の雲も先の状態を表示してくれますが、TradeInterCeptor 2.8では未だその機能までは実装されていないようです。今後の実装待ちですね。
次いで左記チャートではトレンドラインが2種類描かれていますが、青い線で書かれている物が従来からあったAutmaticTrendLine、赤い線で書かれている物が今回実装になったDeMarkTrendLineです。
何が違うのかと言えば、AutmaticTrendLineがローソクの終値で描かれることに対し、DeMarkTrendLineは高値もしくは安値で書かれると言う事です。どちらが有用かは言うまでもありませんね。
そして今回の目玉はこれでしょう。水色の2点間で構成される矩形内のローソク本数、PIPsを左のように表示してくれる機能です。
日柄の測定のため計るも良し、動きから概ねの値幅や所用時間等々、使い方によっては色々新しい発見もあり得る機能がチャートウィンドウから即座に使えます。
すぐ隣に従来のクロスラインボタンもありますが、このPIPS計算機能の方が遙かに使い勝手がありそうです。
今回 Ver2.8と、マイナーチェンジではありますが、VER3.0βと名乗っての良さそうなくらい洗練されたと思います。やっぱり期待を裏切らない。要望を出し続ければ右余白設定のようにいつかはかなえてくれるかも知れない。
そんなTradeInterCeptorこそ「神アプリ」なのかも知れませんね。
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5月 4 2012
MetaTrader 4 build 420 for iPhone
5/2付けで iPhone用Metatrader4(MT4)がbuild420にアップデートされました。
今回のアップデート内容は
– クロスヘアカーソルの採用
– OHLCをチャート上に表示
– データウィンドウをチャート上に表示
– その他報告されたバグフィクス
詳しくはAppStoreへ
とのことではありますが、このMT4(及びMT5)に対しては毎回苦言を書いてきておりますが今回もまた、まだまだMT4を名乗るにふさわしくない、落胆せざるを得ないアップデートでお茶を濁しているようです。
マルチベンダと言うことだけがアピールポイントで、肝心なチャート機能においてはFX会社各社が独自に提供しているトレードアプリのチャート機能の方がどれほど使い易くまた見易いか、まったく調査も参考にもしていないお粗末さを今回も露呈してくれたようです。
左記は左が前回バージョン(build415)、右が今回バージョン(build420)を並べたものですが、上部ボタンの配置を見ればお解りの通り、クロスヘアカーソルボタンが追加されています。また、これまでは横位置でのみ表示されたカギ足/ローソク/ライン描くチャートへの切り替えボタン、及びインジケータ詳細画面への移動ボタンも追加され、代わりにタイムスケール変更は選択方法が変更になっています。
さて、今回変更の2点のクロスヘアカーソルとデータウィンドウ表示を同時にしてみました。(左)
データウィンドウにチャートが隠されなんのことやらさっぱり解りません。
データウィンドウを非表示にしてみたら(右)、まだこちらの方が実用上問題ないばかりかまだ見やすいですね。
また、この一連の操作ではクロスヘアカーソル表示ボタンの操作やデータウィンドウの表示/非表示はセッテイング画面に移動しての作業が強いられるわけですが、何も考えなくたって単に画面をタップすればクロスヘアカーソルが出てくる事がデフォルトなFX会社各社が提供しているトレードアプリ辺りの方が遙かに簡便かつ実用上優れていると思います。
例えば2月のiPhone版MT4リリース時にも書きましたがPC用MT4やWindowsMobile用MetaTrader(mtm)、またTradeInterCeptor for iPhoneで出来るようなトレンドラインを引いてみるとかフィボナッチを引いてみるとか…etc、定型チャート上で随時行ってみたい追加の分析が全くで きないなんて事は言語道断に近いあり得ないことではないでしょうか。
私は全てのチャートソフトの中でMT4ほど自由度や操作性に優れたものはないと思っています。ただしそれはPC版においての話で、iPhone版に関してはFX会社各社のトレードアプリにも劣る代物であり、MT4を名乗るどころかチャートアプリとしてすらリリースして欲しくないと言うのが偽らざる気持ちです。
今回もまた苦言だらけとなりましたが、これは罵倒ではなく叱咤激励と思って頂ければ幸いです。
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By najirane • iPhone, MT4 & mtm, TradeInterceptor • Tags: Crosshair, iPhone, mt4, mtm, TradeInterCeptor, WindowsMobile, クロスヘア