「ODL版 mtm を121証券で使う方法」について
未だ多数の多数の質問があるため、ここに設定方法を書いておきます。
このアーティクルは意図的に日付をずらして書き込みます。
仮にブログ各所の記事新着情報に載っかっても、
古い日付のためそんなに多くは来ないだろう。と期待していますが、
ODLもしくは121証券から何らかの削除依頼が来た場合は予告無く削除しますので、
見つけた方は早めに魚拓しておいてくださいね。
以下の説明に使う図版は 2009/11/1現在の物です。
時間経過と共に多少変化すると思いますので、適宜読み替えてください。
また、PC環境はWindows XP、WindowsMobileは EMOBILE TouchDiamond S21HT を前提としておりますので、他環境の方は適宜読み替えてください。
まず最初に、ODLのサイトに行き、mtm をダウンロードします。
同じダウンロードページでPC用のMT4、WindowsMobile/PocketPC用のmtmが両方ダウンロードできます。
mtmにはmtm5(WindowsMobile5用)とmtm6(WindowsMobile6用)があります。
現在各社から出ているWindowsMobile機はWindowsMobile6が搭載されているため、ついつい、mtm6を選んでしまうところですが、ここで言うWindowsMobile6というのはStandard及びClassicのことでEMOBILE TouchDiamond S21HT のようにタッチパネル搭載機はWindowsMobileの中でもProfessionalエディションになります。
WindowsMobile6 ProfessionalはWindowsMobile5の上位互換になりますが、Standard/Classicはスマートフォン用にデチューンされているエディションです。
また、mtm5の説明内に.net CompactFlame 2.0と書いてありますが、WindowsMobile6には最初から入っていますので別途ダウンロードの必要はありません。(WindowsMobile5の場合は別途必須です)
mtmのインストールファイルはcabファイルです。
これをWindowsMobile機のどこか適当な場所にコピーしたらタップしてインストールをしてください。
このときインストール先は必ず「デバイス」を選んでください。「内部ストレージ」では動作しません。
インストールが終了したら、一旦起動してください。2009/11/01現在、ODLからダウンロードできるmtmはBuild225ですが、既にBuild226がリリースされているため、Updateがかかります。
mtmのインストールが終わったら121証券のサイトに行きます。
ここではPC用のMT4をダウンロードします。
「デモ口座開設」と「取引ソフトをダウンロード」と表示されていますが、両方とも同じMT4がダウンロードできます。
ところが、「デモ口座開設」のボタンと「取引ソフトをダウンロード」のボタンではファイル名は同じでもダウンロード出来る物が違うので出来れば両方ともダウンロードしてください。
インストール先のフォルダを違う名前にしておけば両方ともインストールし必要とあれば同時実行も出来ます。
両方のMT4のインストールが終わったら、インストールしたフォルダ内に「Config」という名前のフォルダがあります。
デモ版ではその中に「121Securities-Demo.srv」というファイルが
取引ソフト(リアル版)では「121Securities-Real.srv」というファイルがあります。
前述の同じ名前でもダウンロードできる物が違う。というのは、このファイルの有無が異なってくる。と言う意味です。
上記ファイルを両方とも、
WindowsMobileにmtnをインストールしたフォルダのconfigフォルダにコピーします。
(Program Files/ODL MetaTorader/config 等)
mtnを起動し、[ツール]→[options]→[サーバ]で、サーバーを[121Securities-Real](本番使用の場合)
もしくは[121Securities-Demo](デモ使用の場合)に変更します。
[ツール]→[ログイン]で、ログインIDにアカウントIDを投入(本番用/デモ用どちらか使用する方)
パスワードにパスワードを投入(本番用/デモ用どちらか使用する方)
ログイン情報を保存にチェックを入れる。
これでログインしたあとは121証券でmtmを使用できます。
私自身の環境ではこれにてトレード可能でしたが、不正使用に相当する場合がありますので全てオウンリスクにて運用願います。
なお、最後になりますが、私もかなりのリスクを負ってこれを公開していますので、このアーティクルがお役に立ちましたなら、左右サイドバーに多々ある各社の広告URLから口座開設なり商品購入なりの、なにがしかのサービス利用をして頂ければ幸いです。
3月 14 2010
メインPCが壊れたときの対処
このブログの読者の方はMT4関連のエントリーにアクセスが多いことから
PC絡みの書き物にも興味があるかもしれませんので、今日はその辺を。
実は昨晩帰宅してPCの電源を入れたところ
マザーボード周りのエラーで起動できず
簡単に言えばお亡くなりになりました。
まぁ、昨日も今日もトレードしなくていい日なので
直接の被害はないかもしれませんが
週単位の為替動向や予測のエントリを
書かなきゃならないし、
メルマガも書かなきゃならないし・・・。
で、急遽ノートの方で各種資料を作り
いつもの週間レポートを書き上げ、
昨晩無事にアップしたわけですが、
これが出来たというのは、
ちょっとした仕掛けがあります。
基本的に環境が同じという以外に
MT4の場合ならその設定も同じでないと
同じチャートは描けないですよね。
さてここからが本題です。
MT4がインストールされているフォルダ内の
[config][experts][profiles][templates]
の4つのフォルダをバックアップしておきます。
私の場合は取引会社別に
「AVA」「121」「Broco」の3つのセットがあります。
これをフォルダごと入れ替えることで
環境(PC)が変わっても
同じインジケータやカスタマイズされたセットで
チャートを描くことが出来ます。
今回のようにエマージェンシー的に代替環境でやる場合はもちろんのこと、
デスクトップで使い慣れたチャートをノートでも。なんてときでも、
また、PCを買い換えたりしたときのお引っ越しでも使える方法ですから
覚えておいて損はないかと思います。
さて、ここからはちょっと好き者領域ですが、
真ん中の写真のように私のノートは IBM ThinkPad X40です。
本体で表示出来る画角は1024*768(XGA)ですが、
外部ディスプレイをつなぎ拡張ディスプレイモードにすると
1280*1024(SXGA)になり、普段のデスクトップ環境と同等になります。
こういったことが出来るノートを選んでおく。というのもノウハウのひとつとして
同じく、覚えておいて損はないことですね。
というところで、新しいPCを買ってきたのでこれから組み立て開始します。
メルマガの方は何とか今日中には書き上げて送信できるかと思います。
ご迷惑をかけしますが、ちょっとしたMT4-Tipsを提供した。ということで
なにとぞお目こぼしを・・・。
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By najirane • FXに関する雑感, MT4 & mtm • Tags: config, experts, mt4, profiles, templates, ThinkPad, デスクトップ, ノート, モバイル, 環境移行