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8月 28 2011

CFTC IMMポジション(8/23集計-8/26公表分)

8/23 NYクローズ時点集計の米商品先物取引委員会 IMM通貨先物取組(=CFTC IMMポジション) 8/26 NYクローズ後(日本時間 8/27早朝)公表分
IMM_20110823_ページ_1 「円」ロングは前週比 1771枚(3.0%)の増加で 60831枚(前週:59060枚)、「円」ショートは前週比 1980枚(16.9%)の増加で 13692枚(前週:11712枚)。この結果、売買比は買越し継続。買越し枚数は売買とも増加の結果、前週比 209枚(-0.4%)の減少で 47139枚(前週:47348枚)、売買計は前週比 3751枚(5.3%)の増加で 74523枚(前週:70772枚)となりました。

全体売買枚数構成比(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の 23.7%(前週:24.7%)で -1.0%の減少、ショートはIMM全ショート枚数の 11.7%(前週:9.2%)で 2.5%の増加となりました。

レート変化では、前火曜→前金曜終値で76.83円→76.54円と円高、前火曜→今火曜終値では76.83円→76.66円と円高、今火曜→今金曜では 76.66円→76.68円と円安、2週通算の前火曜→今金曜では76.83円→76.68円で円高。という事になりました。

先回集計後の週末金曜日、たった1日で週値幅を作るほどの史上最安値更新を伴った大変動があったので、次回では売買とも相当量の増加が見込まれると言うことを書きましたが、週末1日で行って来いを演じたようなものなので結果として双方増加で打ち消し合い、買越し微減という数字での集計結果となりました。

そしてまたも先回集計後の変動となりますが、週末26日のジャクソンホールにおけるバーナンキ講演前日の高騰、講演日の下落でこちらも行って来いのような状況になりますので、次回も双方増加が見込めますが、今週は月末月初週となり月末(週前半)は輸出の売り、月初(週後半)は雇用統計初めとする重要指標で荒れることが予想されます。また、次回FOMCに持ち越しとなった緩和策に関する思惑もさることながら、現在米国を襲っているハリケーン:Ireneの影響で経済活動が滞っていたり、早くも保険会社が被害算出に乗り出していると言った報道も為されていますので、こちらのフローも影響が出てくるかと思います。

IMM_20110823_ページ_2 「ユーロ」ロングは前週比 617枚(1.3%)の増加で 47711枚(前週:47094枚)、「ユーロ」ショートは前週比 4804枚(11.9%)の増加で 45172枚(前週:40368枚)。双方増ながらショート優勢の結果、売買比は辛うじて買い越し継続。買い越し枚数は前週比 4187枚(-62.3%)の減少で 2539枚(前週:6726枚)、売買計は 5421枚(6.2%)の増加で 92883枚(前週:87462枚)と言う結果となり、10万枚割れ継続という結果になりました。

全体売買枚数構成比(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の18.6%(前週:19.7%)で -1.1%の減少、ショートはIMM全ショート枚数の38.6%(前週:31.8%)で 6.8%の増加となりました。

レート変化では、前火曜→前金曜終値で 1.4400→1.4398とユーロ安、前火曜→今火曜終値で1.4400→1.4435とユーロ高、今火曜→今金曜では 1.4435→1.4500とユーロ高、2週通算の前火曜→今金曜では 1.4400→1.4500とユーロ高となりました。

ユーロは8月前半は1.4150~1.4380ほどの、8/12以降の8月後半からは1.4320~1.4500のレンジを行ったり来たりしていますが、売買比がほぼイーブンの状態であるがゆえの、という事はIMMの売買状況グラフからも伺うことが出来ますね。

IMM_20110823_ページ_3 CFTCで扱われる通貨全体(MXN除く)では、ロングが前週比 17254枚(7.2%)の増加で 256584枚(前週:239330枚)、ショートは前週比 -10029枚(-7.9%)の減少で 117054枚(前週:127083枚)、この結果、売買比は買い越し継続。買い越し枚数は前週比 27283枚(24.3%)の増加で 139530枚(前週:112247枚)。売買計では前週比 7225枚(1.96%)の増加で 373638枚(前週:366413枚)となりました。

ここ最近はロング減ショート増の傾向でしたが、今回集計ではロング増ショート増となり、ロング側にシフトしたような形になっており、結果として買い越し増ではありますが、2回前のロング大量減の効果が続いており、8月初旬に比べれば6割ほどの数字となっております。

個別に見ると、対NZドル以外はロング増、豪ドル・ポンドは売買とも盛んと言った傾向が見えますが、ポンドでのロング増ショート減の結果、ポンドは前週の売り越しから再度買い越しに転じました。

全体売買枚数構成比から言ったロングベスト3は円・豪ドル・ユーロ。ショートベスト3は先週に同じくユーロ・ポンド・加ドルとなっております。

■ 資料ダウンロード
『8/23集計-8/26公表のIMMポジション』
 → IMM_20110823.pdf をダウンロード

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8月 22 2011

先週(8/15~8/19)の為替動向

2011_0819_c ■【先週(8/15-19)のドル円を中心とした相場の流れ】■

【8/15:月】週明けスタートは76.90円弱からスタート。ゴトー日の仲値需要に77.08円まで持ち上げられたが、日経の伸び悩みからトーンダウン。昼頃には早朝安値の76.80円に並ぶ水準へ。
NY時間に発表の米8月NY連銀景況指数が予想割れとなり、76.80円で堪えきれずに76.58円まで軟化するも76.50円を目前に介入警戒から反発しながらNYを終了。

【8/16:火】東京スタートは76.80円台の小動きからスタート。東京時間は動意無く10銭弱のレンジ推移に終始。欧州時間に発表のドイツ4-6月期GDP速報が振るわずクロス円は弱含み、ドル円も76.60円付近まで連れ安するがNY時間の発表の住宅指標や鉱工業生産指標が好感されると76.90円付近まで反発。しかし直後に利食い売り。76.75-80円の小動き水準でNYを終了。

【8/17:水】東京は仲値までは76.75円付近を維持したものの、仲値後からは日経の軟化に連れ安してのじり安。東京時間のうちは何とか76.65円で踏ん張るが、欧州時間になり発表されたスイス中銀とスイス政府によるフラン高政策が嫌感されるとドルスイスが急落。ドル円もこれに連れる形で76.50円付近までじり安継続。
NY時間ではドルスイスは下げ止まったものの他通貨でのドル安が散見され、ドル円も76.40円台に何度か押されるが介入警戒が働き徐々に反発して東京にバトンタッチ。

Pivot_2011_0819 【8/18:木】東京時間は約10銭の上下を繰り返しながら徐々に上昇し、午後には日銀中曽理事と中尾財務官の会談内容から円高牽制のニュアンスが伝わった瞬間には一時76.70円を付けるが、76.65円付近で欧州参入待ち。
欧州時間は時間的に薄れる介入警戒と万一を想定した手探りな下値試しとも東京時間の利食いとも取れるじり安。
NY時間に発表の失業保険は予想を若干上回るも同時に発表のCPIは予想を超える好結果となったため、じり安に一旦ブレーキがかかったが、23:00発表のフィリー指数が -30と言う驚愕の悪化だったため76.40円を割らんとする急落となったが、介入警戒が働くと同時に対欧州通貨に対してはドル高となったため底堅く推移してNYを終了。

【8/19:金】フィリー悪化の流れを受け、早朝こそ76.40円割れを伺う下値攻めがあったが、実質ゴトー日の仲値需要と野田財務省の為替動向注視発言が伝わると介入期待から一時は76.90円を超える急騰となったが、仲値を過ぎても介入の気配がないためヤレヤレ売りから反落。
その後東京時間は76.50円台の小動きで推移するも欧州時間には下値攻め再開で一時76.308円の8/11安値に並ぶと介入警戒からか一旦反発。しかし既に76.60円付近にキャップが形成された模様で、ここでの頭打ちを確認すると再度下値攻めに反転。
NY時間となり米WSJ紙が中尾財務官へのインタビュー記事として「頻繁に介入する計画はない」と報じたことが引き金となり急激な円買いが発生。3月の震災安値76.25円を下抜くとストップロスを巻き込み75.94円まで急落。
76円を切った達成感からか、単に76円にあったオプション狙いかそれ以上の下値攻め無く、反発しながら急落前の76.50円台で1週間を終了。

【8/26:金】21:30 米4-6月期GDP(改定値)と、23:00 バーナンキ米FRB議長講演(ジャクソンホール)は今週最大のターニングポイント。市場注目度は今年最高かも。

■■■【週足デマーク指標/フィボナッチゾーン】■■■

TD Range Projection
USD/JPY High: 76.81 / Low: 75.67
EUR/JPY High:114.94 / Low:111.16
EUR/USD High:1.4591 / Low:1.4324
GBP/JPY High:127.56 / Low:125.41
GBP/USD High:1.6722 / Low:1.6360

Fibonacci Zone USD/JPY
R2 77.67 ~ 78.10 / R1 77.10 ~ 77.23
S1 75.96 ~ 75.82 / S2 75.39 ~ 74.95

Fibonacci Zone EUR/USD
R2 1.4649 ~ 1.4748 / R1 1.4520 ~ 1.4551
S1 1.4262 ~ 1.4232 / S2 1.4133 ~ 1.4035

■資料ダウンロード(以下がひとつのファイルにとりまとめてあります。)
『先週(08/15~08/19)の為替動向』
→ 2011_0819をダウンロード
◎先週の主要8相場チャート
◎先週限のドル円/ユーロドル日足1年分+時間足3週間分
◎先週の4本値と今週のPivot
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8月 21 2011

CFTC IMMポジション(8/16集計-8/19公表分)

8/16 NYクローズ時点集計の米商品先物取引委員会 IMM通貨先物取組(=CFTC IMMポジション) 8/19 NYクローズ後(日本時間 8/20早朝)公表分
IMM_20110816_ページ_1 「円」ロングは前週比 5674枚(10.6%)の増加で 59060枚(前週:53386枚)、「円」ショートは前週比 475枚(4.2%)の増加で 11712枚(前週:11237枚)。この結果、売買比は買越し継続。買越し枚数は前週比 5199枚(12.3%)の増加で 47348枚(前週:42149枚)、売買計は前週比 6149枚(9.5%)の増加で 70772枚(前週:64623枚)となりました。

全体売買枚数構成比(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の 24.7%(前週:20.6%)で 4.1%の増加、ショートはIMM全ショート枚数の 9.2%(前週:7.6%)で 1.6%の増加となりました。

レート変化では、前火曜→前金曜終値で77.25円→76.69円と円高、前火曜→今火曜終値では77.25円→76.83円と円高、今火曜→今金曜では 76.83円→76.54円と円高、2週通算の前火曜→今金曜では77.25円→76.54円で円高。という事になりました。

今回集計後の週末金曜日、たった1日で週値幅を作るほどの史上最安値更新を伴った大変動がありましたので、次回では売買とも相当量の増加が見込まれると思います。

過日のS&Pによる米国ダウングレードショックは当初大荒れが予想されましたが極端なパニック売りとはならず、むしろフィッチ等から米国を擁護するような発言まで出てきました。また先週初8/15には米国債の大量利払いの必要に迫られ、それが確実に履行されるのかどうかを市場は注目してみてましたがこちらも無事通過、市場は現在今週末26日のジャクソンホールにおけるバーナンキ講演を注視しているようですが、先週末にはドル円は史上最安値を更新…した直後には既定下降ラインに復帰。とこれら一連のことのこと全て、諦めはしないけど何とかしてくれというQE3催促相場と言えるような気がします。

IMM_20110816_ページ_2 「ユーロ」ロングは前週比 -1935枚(-3.9%)の減少で 47094枚(前週:49029枚)、「ユーロ」ショートは前週比 -16934枚(-29.6%)の減少で 40368枚(前週:57302枚)。ショート大量減の結果、売買比は先回30週ぶりに売り越しに転換したのもつかの間、再度買い越しに転じる事となりました。買い越し枚数は前週比 14999枚(181.3%)の増加で 6726枚(前週:-8273枚)、売買計は -18869枚(-17.7%)の減少で 87462枚(前週:106331枚)と、本年2/15集計以来26週ぶりに10万枚を割る売買計となりました。

全体売買枚数構成比(MXN除く)では、ロングはIMM全ロング枚数の19.7%(前週:18.9%)で 0.8%の増加、ショートはIMM全ショート枚数の31.8%(前週:38.8%)で -7.1%の減少となりました。

レート変化では、前火曜→前金曜終値で 1.4391→1.4250とユーロ安、前火曜→今火曜終値で1.4391→1.4400とユーロ高、今火曜→今金曜では 1.4400→1.4398とユーロ安、2週通算の前火曜→今金曜では 1.4391→1.4398とユーロ高となりました。

ユーロはメルコジ(メルケル+サルコジ両巨頭)の「負け組への制裁を」発言やスイスフランのユーロペッグ化懸念と言った相変わらずのEU内付和&不安に揺れていますが、これがゆえの漁父の利がどこかに出てこないかが将来にわたる心配ですね。

IMM_20110816_ページ_3 CFTCで扱われる通貨全体(MXN除く)では、ロングが前週比 20124枚(-7.7%)の減少で 239330枚(前週:259454枚)、ショートは前週比 -20448枚(-13.9%)の減少で 127083枚(前週:147531枚)、この結果、売買比は買い越し継続。買い越し枚数は前週比 -324枚(-0.3%)の減少で 112247枚(前週:111923枚)。売買計では前週比 -40572枚(-11.1%)の減少で 366413枚(前週:406985枚)となりました。

前週に引き続き売買とも減少傾向となりましたが、売買ともほぼ等量の減少の結果、買い越し枚数は逆に若干増加という事から、先々週のような市場全体ではドル高進行と言う状況が少し影を潜めて来た状況ですが、個別に見ると、対フラン・対ユーロ・対NZドルでのショート減少及び、対加ドルでのロング減少が著しく、他にもおしなべてロング減少している分がそのまま対円でのロング増に来たような印象です。これによりドル円においては円高進行継続となっている構造になります。また、先回集計で対ポンドの買い越し枚数減少が大きかったことから次回集計時にはこれらが売り越し転じる可能性もあると書きましたが、予想に違わずポンドは今回売り越しに転じました。

全体売買枚数構成比から言ったロングベスト3は円・ユーロ・豪ドル。ショートベスト3は先週に同じくユーロ・ポンド・加ドルとなっております。

■ 資料ダウンロード
『8/16集計-8/19公表のIMMポジション』
 → IMM_20110816.pdf をダウンロード

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8月 14 2011

先週(8/8~8/12)の為替動向

2011_0812_c 【先週(8/8-12)のドル円を中心とした相場の流れ】

【8/8:月】前週末市場終了後に発表されたS&Pによる米国のダウングレードの影響が心配されたが、多くのFX取引が始まる未明こそ77.70円付近と約80銭の下落を見せるも、早朝オセアニア市場は77.90円付近から約60銭の下窓スタート。
ダウングレード対応のため緊急開催されたG7首脳電話会議での朗報期待から朝8時の時点で78.45円とほぼ前週終値に並ぶが、野田財務省から報告された電話会談結果は具体的な対応策無く、失望売りから78.00円を僅かに切るレベルまで下落再開。
午後に入りムーディーズが日本の介入に疑義を唱える論評を発表したことから介入警戒が薄れ、77.73円と未明安値まで続落。
欧州序盤には欧州株やダウ先の軟化からリスクオフとなり円高が進み77.54円まで続落するがここで一旦反発。77.90円付近でNY市場が始まるとダウ寄り付きは大幅下落、リスクオフ再発から円高も再加熱し77.47円まで下落。売過ぎと介入警戒から徐々に反発し、77.70円付近でNYを終了。

【8/9:火】早朝こそ一時的に77.84円付近まで上昇するも、東京は77.60円付近からスタート。ダウングレードの影響から前日のダウ大幅下落を引き継ぎ日経も寄り付きから大幅下落を示すと77.03円まで続落。
昼前に野田財務省が介入を臭わす発言をすると同時に瞬間に77.79円まで約80銭の正体不明の急騰・急落。いわゆるなんちゃって介入とみなされたが以後抑止力となり東京午後からNY序盤は77円台前半のレンジ推移となる。
NY時間昼に発表のFOMCの前後では期待と不安が交錯し金利の乱高下に連れドル円も乱高下する中発表のFOMC声明文では異例の低金利政策を2013年半ばまでと時限付き発表があり、これを受け米債金利が急落。ドル円も76.68円まで連れ安するが、金利下げ止まりに伴い徐々に反発しながら77.10円付近でNYを終了。

【8/10:水】ダウングレード余波や株伸び悩みに半島問題、更にフラン高対策などの問題が次々と起こり終日続落。
NY時間に入り米2年債利回りが史上最安を再更新するとドル円も76.33円まで押し込まれるが、防戦買いからか76.30銭台の攻防が続き、NY午後からは反発を開始。76.80円付近まで上昇してNYを終了。

Pivot_2011_0812 【8/11:木】早朝オセアニア市場にて76.51円まで押し込む売り仕掛けが見られたが瞬間的なものであったようでまもなく76.80円付近のNY終値まで復帰。その後野田財務省が介入を辞さない発言をしたところ、それに乗じたのか77.20円付近まで謎の瞬間急騰。介入ではないことが確認されると昼頃までかけて76.66円付近まで急落後、76.50円割れを狙うじり安。
欧州時間となり76.50円を割ると一層の円高攻勢となり、76.30円を割ろうとした瞬間、77.15円まで謎の急騰。即座に76.50円台まで反落するが介入警戒からもみ合い。NY時間に発表の週間失業保険は予想割れの好結果となり76.80円台まで上昇。一旦は利益確定売りに押されるも、その後30年債入札の不調も手伝い金利上昇から76.80円台を維持してNYを終了。

【8/12:金】週末最終日は特に材料無く、仲値にかけては77円台に復帰も、日経軟化に加え調整含みのじり安となり、欧州時間昼頃には76.50円付近まで下落。しかし介入警戒から底堅く、欧州株や米株の堅調からドル円も76.70円台まで反発しながら推移。
NY時間発表の小売売上高は好結果となったが、反応は薄く、上下を挟まれたまま76.80円付近で1週間を終了。

【8/15:月】は、260億ドルに及ぶ米債四半期利払いが履行できるのか、大口保有者の日本/中国の対応は?が注目。

■■■【週足デマーク指標/フィボナッチゾーン】■■■

TD Range Projection
USD/JPY High: 77.58 / Low: 75.42
EUR/JPY High:112.00 / Low:109.03
EUR/USD High:1.4326 / Low:1.4029
GBP/JPY High:126.85 / Low:121.27
GBP/USD High:1.6374 / Low:1.6015

Fibonacci Zone USD/JPY
R2 79.31 ~ 80.13 / R1 78.23 ~ 78.49
S1 76.08 ~ 75.82 / S2 75.00 ~ 74.18

Fibonacci Zone EUR/USD
R2 1.4549 ~ 1.4662 / R1 1.4400 ~ 1.4435
S1 1.4103 ~ 1.4068 / S2 1.3955 ~ 1.3841

■資料ダウンロード(以下がひとつのファイルにとりまとめてあります。)
『先週(08/08~08/12)の為替動向』
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