2月 21 2010
菅直人財務相への公開書簡
「子ども手当、所得税増税で=財源確保へ最高税率見直し-菅財務相」(時事ドットコム)や
「子ども手当の財源は増税で」菅財務相が発言」(MSN産経) での報道などを見ると
これら財源にお困りのようですが、何故増税に頼ろうとするのでしょうか?
日本には、少し定義を改訂するだけで生まれる素晴らしい財源があります。
(財)日本遊技関連事業協会の公開資料「売上・参加人口・活動回数」によれば
平成20年度の国内貸玉料総額(売上)は、21兆7,160億円とあります。
また各種の調査から、パチンコ店のテラ銭率(店の取り分)は12-15%とされています。
つまり、平成20年度でなら、18兆4,586億円~19兆1,100億円は景品という名前の現金で
パチンカーに還元(パチンカーの収益)されています。
さて、FX(外国為替証拠金)取引において店頭取引は雑所得として所得算入し
5(0)~40%の総合課税、クリック365等の取引所取引は20%の申告分離課税となりますが、
もし仮にパチンコ収益にクリック365同等の申告分離課税を適用した場合、
平成20年度であれば、3兆6,917億円~3兆8,220円の税収が見込めます。
とても大きな額ですね。
パチンコの不正優遇は公安委員会の利権確保のためである。と言う理由しかありませんが、
同じ内閣府外局の金融庁に所管されるFXでは重税を課し、
警察庁に所管されるパチンコはタックスヘイブンでは釣り合いが取れないと思います。
脱霞ヶ関(脱官僚)を掲げているのですからここは英断を下しましょう。
ちなみに同率の計算をした場合、過去10年間の累計で
約233兆億円の収益に対しての、約46兆円の所得税が不正に免れていることになります。
FX取引の場合は取引履歴が電子記録に残るため、課税しやすい。
ことから、後日の申告納付となっており、パチンコは履歴を取りにくい。とされていますが
これは即座に解決できます。
つまり、景品交換所(現金支払所)での「モヤ買い」の際、
20%を源泉徴収し、支払調書となるレシートを発行すれば良いだけです。
これで取りはぐれはありません。還付して欲しければ還付申告すれば良い話です。
財源不足を一挙に解決し、税の不公平感を緩和するのに実によい方法とは思いませんか?
さて、ちなみにですが、
FX会社が現金を取り扱うのではなく、ポイント(マイル)式にして、
景品として還元する取引方法を提供したなら、景品なので所得に出来ませんよね?
もらったポイント(マイル)を他の方法で現金化するのは
景品という私有財物の売却なのでこれも所得にはなりません。
つまり、パチンコの3店方式をFXにも導入したら、
FXもどれだけ儲けようが全て無税に出来ますね。
でも、おかしいし無理がありますね。
でもその「無理が通って道理が引っ込んでいる」のがパチンコなんですよ。
こちらも宜しく↓
2月 22 2010
2月最終週の直前予想
今週の予想をするのに、
先週までのチャートを睨み、
ニュースを眺めながら
ここまでかかってしまいました。
結論で言えば、ドル円は上がるか下がるかです。(爆)
と、これだけでは身も蓋もありませんので少し解説を。
日足では雲上限まで垂れてきたか来ないかくらいのところまで落ちて来ました。
しかしこの雲上空での行って来い的な下落原因は
「米国公定歩合の引き上げを好感」と「週明け(正月休み明け)の中国の出方を懸念」
と言う事だろうと、私は結論付けました。
つまり、米国の公定歩合引き上げは全体としての景気回復は確信できなくとも
社会資本(で良いのかな)としてはその準備をしつつある。と言う見方からの好感から
円買い避難していた資金がドル買い円売りに還元されてきた事になります。
が、しかし、中国は「預金準備率の引き上げ」と「人民元切り上げの可能性」
というお土産を残したまま正月休みに入り、週明け(正月休み明け)の動向は見えない。
そのための、リスク回避のための一時的な円買いによる下落。と見たわけです。
このことから、週明けの月曜火曜くらいの中国の動きに注視し
更なる金融政策の動きがあれば一気に雲に突入=雲下限=89円ミドル目標。
特に大きな動きがなければ、再上昇=200日線=92円ミドル目標。
と言うのが今週のレンジ範囲なのではないかな?と見ました。
さて、ここでもう一つ材料を出したいのですが
左記は日足チャートに
満月(赤ベルト)と新月(青ベルト)を重ね
エンベローブ風に値動きを書いたものです。
満月毎に綺麗に上昇下降トレンドが変化していますが次回の満月は3月1日。
つまり、中国が新たな経済施策を出さなくとも、上昇トレンドは今週いっぱい。
3月に入れば再び下降トレンドを辿る可能性が高いです。
昨日の日本経済新聞によれば、
日本経済新聞としては
「円買い戻し=ドル下落」
と見ているようですが、
コメント参加の3人のアナリストは
「円買い戻し」「もみあい」「円下落継続」と
三者三様でした。
しかし、今週の話なのか来週以降を含む
来月の話なのかと考えれば
全員あたっている。とも言えますね。
もっとも日本経済新聞は元々中長期的な見方=何でも株や債券的な見方をしますから
そういう見方をしなければいけませんが、ことFXとして考えるなら短期的な見方をしないと、
つまりは日本経済新聞の記事を鵜呑みにすると、怪我しますよ。(笑)
こちらも宜しく ↓
にほんブログ村
為替・FXランキング
By najirane • 為替動向と予想 • Tags: ドル円 相場 中国 預金準備率 米国 公定歩合 引き上げ