明日の東京市場休場は危険日?

2/6のエントリーで「月曜日は様子見、火曜日の東京仲値以降で判断」
と言うことを書きましたが、実際そのような動きになったようです。

また、2/7発行のメルマガの中で「雇用統計はけして悲観材料ではない」として
基準見直しがあったのに、予想値と結果とで違う物差しを使っても
比較対象にないことや、それが証拠に「ドル円は一目の雲下限をキープしている」
とも書きましたが、これを書いている今現在、下離れて雲中を浮遊しています。

20100210_d

中国問題が一段落した現在、市場はギリシャ問題に一喜一憂で振り回され
昨日はトリシェが帰国を1日早めただけで「緊急会合?」と解釈されたり、
昨晩、1時過ぎに「ユーロ圏政府がギリシャ救済を原則合意」と言う報道が流れ、
ユーロは一瞬吹け上がりましたが、その約1時間後、
「ギリシャ救済報道の根拠は無い」との否定声明を受け意気消沈。
ユーロばかりか、ダウ、クロス円まで連れ安となりました。

が、しかし「少なくとも見捨てられることはないだろう」と言う
コンセンサスは出来つつあるようで底堅く推移しています。

いよいよ明日、日本時間18:15からEU首脳会議開催され
日本時間24:45頃から記者会見が予定されていますが、
これほど市場が敏感ならばなおのこと、
会議前後の要人ポロリ発言には注意したいところです。

しかし、それよりも以前に日本は祝日で休場。
トヨタの次にはホンダもターゲットにされつつあるようです。
ホンダ:全世界43万台余の追加リコール-エアバッグ不具合(Update2)

この程度のリコールは本当は米国では日常茶飯なのですが
このタイミングでブルームバーグが書く。と言うところに
日本潰しの意図が見え隠れするようです。
東京勢不在の虚を突かれ、やられ放題な日にならぬよう祈りたいですね。

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