ISM製造業景況指数=シナリオ的中

20100301_m15 昨日のエントリーで
 >>先週それぞれの段階段階で売りポジを
 >>積み増ししているかと思います。
 >>これは市場全体にも言えますので
 >>ある程度のところでこの利食いが出始めれば
 >>市場もそれに追随する。と読めることになります

と言うことを書きましたが、
今日の相場はまさにその通りになりました。

88.80円付近から始まったドル円は
本日分の取引開始直後から上昇し、
東京時間に89.20円台へ、
欧州勢が参加してからは89.30円台へと
昨日書いたように「階段状に」上昇し、
24:00のISM製造業景況指数で一気に89円割れ。

これを機関投資家的な筋書きになおすと
88円ハイから落としても良いけど
日銀レートチェックという鬼門がある。
それならここまで積み増されたショートポジションを
じわじわと利食い、ISMで行って来い状態にすれば
「1粒で2度美味しいじゃないか」

その筋書きを予見していたので
昨日のエントリーはそういったことを書き、
私は私で要所要所で仕込み、
ISM製造業景況指数まではスキャルもせず静観。

そして24:00。仕込んでおいた複数の建て玉は順次決済され、
都合、106pip取得。と言う結果で終わりました。

先週末の色々な予想サイトを見ていても「ショート推奨(維持も新規も)」が大多数。
「反発買いのあと機を見て落とすだろう」などと予想していたのは
私や平田啓氏含めごく少数に止まりましたが、結果はそういう事でした。

さて今週は月に一度の雇用統計がありますが、その金曜日5日に
もう一つビッグイベントが飛び込んできました。
3月に行われる。と言う予定だけは解っておりましたが、
中国の全人代会議の開幕日も、5日(金)に決定。

通常、全人代会議では温首相が記者会見を行うのが恒例になっていますが、
その中身によって株価が過激に動くことも多々あり、
最悪(最高?)のシナリオを書くと、全人代会議の事前期待(噂)で上げるだけ上げて
雇用統計で一気に落とす。などと言うことも考えられます。

金曜日はしっかり読んでシナリオ通りに仕込むか、
ノーポジで静観=入れたら入る。が良いかも知れません。

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