それは内政干渉に等しいです

本日早朝に流れたNHKニュースには呆れてものも言えなくなりました。

>>海外に拠点を置く業者に対しては、違反した場合でも警告を出すにとどまり、行政処分ができず、事実上の「規制逃れ」につながります。このため金融庁は、海
外の金融当局にも協力を要請していますが、国境を越えた金融取引が広がるなか、今回のFX取引の規制強化をきっかけに国際的な規制の統一や金融当局の連携
強化があらためて課題となっています。

当たり前の話ではないでしょうか。
そして為替は日本固有の物ではなく、国際間取引は当たり前。
その業者も為替取引をする者も日本人のみではなく
むしろその参加者は本年4月に、これまで取引高4位だったシンガポール市場、
これまで3位だった東京市場が逆転し、日本市場は4位転落と
ますます国際間取引での寡占率は低くなっています。

全ては金融庁の無謀な規制強化であることを解っていないのでしょうか?

それに国外での金融取引に口を出すなど、内政干渉に等しい行為です。
例えば先ほどイタリアで本年1月からキャリーオーバーを続けていた宝くじに
ついに当選者が出現し、日本円にして約270円の宝くじから
約200億円の当選金が発生することになりましたが、
日本のロト6の上限当選金4億円とは比べものにならない倍率です。
これにもいちゃもんを付けたいのでしょうか。

どこかの(政治力のある)資産家が建玉を放置していて
含み損もしくは実損が出たからと言って規制強化という腹いせは無いでしょう。
相場での負けを認めず、政治力を利用して勘違いな八つ当たりをするようなやからは
相場と向き合う資格などありません。
そのような不埒な投機的資産家や政治家を排除をするべきであって、
善良で真面目な外国為替証拠金取引愛好家を苦しめないでください。

まもなく首相の座から引きずり下ろされる人は、
「株とか相場をやっている奴はうさんくさい」とまで言ってのけましたね。
もしかしたら相場で大損こいたのは当の本人なのでしょうか。

こんな救いようのない人たちが実権を握っているような国だから
海外業者へ、いっそ国外移住へと離散し、ますます市場は縮小する。
そんな道理すら解らないのでしょうか。