FOMCメンバー

今日は朝からNZ/AU市場で81.37円と15年ぶり安値を更新してしまう事態が発生しましたが、その後は重要指標もなく明後日未明のFOMC議事録公表(9/21)待ちモードかという動意のない状態が続いています。
重要指標は特にありませんが米国連銀総裁等の発言は多々あり、FOMC議事録公表内容とのギャップというか、誰が何を推し進め/反対したのか。それは今後どのような変化を生むのか…探りたい。と言ったところではないでしょうか。

ところで、FOMCは米国の金融政策を決定する最高機関ですが、そのメンバーはFRBの理事7名及び地区連銀総裁の内から5名の持ち回りで構成されており、自然、タカ派ハト派中間派の色分けが出てきます。
以下はその色分け、また、青字太表記が本年(2010年)の投票権保持者となります。

◎タカ派(インフレをより懸念)
トーマス・ホーニグ(カンザスシティー連銀総裁)2010
ジェフリー・ラッカー(リッチモンド連銀総裁)2012
チャールズ・プロッサー(フィラデルフィア連銀総裁)2011

○ややタカ派
ナラヤナ・コチャラコタ(ミネアポリス連銀総裁)2011
リチャード・フィッシャー(ダラス連銀総裁)2011
ケビン・ウォーシュ(理事)

◎中間派
ベン・バーナンキ(議長)
デニス・ロックハート(アトランタ連銀総裁)2012
チャールズ・エバンズ(シカゴ連銀総裁)2011
ジョン・ムーア(サンフランシスコ連銀第1副総裁)2012
エリザベス・デューク(理事)

○ややハト派
ウィリアム・ダドリー(ニューヨーク連銀総裁)2010,2011,2012
サラ・ブルーム・ラスキン(理事)
ダニエル・タルーロ(理事)
サンドラ・ピアナルト(クリーブランド連銀総裁)2010,2012
ジェームズ・ブラード(セントルイス連銀総裁)2010

◎ハト派(成長促進を望む)
エリック・ローゼングレン(ボストン連銀総裁)2010
ジャネット・イエレン(副議長)

ということでハト派が多い(=緩和支持者が多い)ことがとても気になる訳です。

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