3月 8 2015
CFTC IMMポジション(3/3付集計-3/6公開分)
注目の重要指標目白押しとなる3月第1週は利上げの明言はなくとも米コアインフレ率上昇やGDPからドルに関してはリスクオン、反面ユーロは金利差拡大懸念から上値が重く、最終日の雇用統計が決定打となりドル高ユーロ安の展開となりましたが、今回の集計は週初のリスクオン始動ながら雇用統計待ちと言った途上のものとなります。
3/3付IMM集計、対円では4週連続のロング増・反転のショート増から、売り越しは52521枚と約0.5万枚の戻り増・売買計は120409枚へと約1万枚の増。 対ユーロは反転のロング増・4週連続のショート減から、売り越しは172389枚へと約0.5万枚の減・売買計は269323枚へと約0.05万枚の増。IMM全体では売り越しは359655枚と約0.4万枚の増・売買計は732819枚と約2万枚の増となり、全体の傾向としてはロング・ショート共小幅な浮沈を繰り返し僅かにショート方向へ傾いている状態となっています。
CFTC IMMポジション(3/3付集計-3/6公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20150303.pdf
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(3/3付集計-3/6公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20150303.pdf
↓ ↓ お役に立ちましたらこちらもよろしくお願いします ↓ ↓ | |||
デマークのチャート分析テクニック―マーケットの転換点を的確につかむ方法 | |||
図解 ひとめでわかる株・FX・不動産の税金 | |||
FXファンダメンタルズの読み方・使い方 3倍儲かる指標分析術 | |||
トレーダーズショップ 先月の投資関連書/投資DVD 月間総合ランキング |
3月 15 2015
CFTC IMMポジション(3/10付集計-3/13公開分)
先週は米雇用統計の結果やECBのQE開始による円売りからドル円が序盤に122円台を付ける等リスクオンから始まりまったものの、欧米株の軟調や早期利上げの期待観測が薄れるに連れその先が続かず中盤以降は鳴かず飛ばずのもみ合い相場となりましたが、今回の集計は週初のリスクオン途上のものとなります。
3/10付IMM集計、対円では5週ぶり反転のロング減・2週連続のショート増から、売り越しは59387枚と約0.7万枚の増・売買計は125183枚へと約0.5万枚の増。 対ユーロは2週連続のロング増・5週ぶり反転のショート増から、売り越しは181073枚へと約0.9万枚の増・売買計はIMM集計開始以来初の30万枚台を記録する303615枚へと約3.4万枚の増。IMM全体では売り越しは399792枚と約4万枚の増・売買計は799660枚と約6.7万枚の増となり、全体の傾向としては僅かにショート方向へ拡大し始めた状態となっています。
なお、対ユーロでの投機筋+実需筋の合計売買枚数は先週が拡大13週。これまでのアノマリであれば次週は激減となりますが、今回はどうなるか?
(グラフは資料PDF p4を参照)
CFTC IMMポジション(3/3付集計-3/6公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20150310.pdf
■資料PDF内容
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(3/3付集計-3/6公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20150310.pdf
にほんブログ村
為替・FXランキング
By najirane • IMMポジション • Tags: CFTC, IMMポジション, 売り越し, 実需筋, 投機筋, 米証券先物取引委員会, 買い越し