6月 29 2014
CFTC IMMポジション(6/24付集計-6/27公開分)
6月最終週の先週のドル円は、チャート的には前半に102円付近からの脱却を試みましたが上抜けはならず中盤からは下攻めと方向転換、しかし下も年初来崩すことが出来ない101.30円付近で止められたと言った形になりましたが、今回のIMM集計は前半最後の上抜け試し直後のものとなります。
6/24付IMM集計、対円では再反転のロング増・2週連続のショート減から、売り越しは71223枚へ若干の増・売買計は91873枚と10万枚割れ。 対ユーロは2週連続のロング増・5週ぶり反転のショート減から、売り越しは57503枚まで後退・売買計は16万枚台で若干の増。IMM全体では前々週と前週にてショート方向は底打ちの模様で、売り越しは50052枚まで・売買計も僅かに縮小。
CFTC IMMポジション(6/24付集計-6/27公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140624.pdf
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(6/24付集計-6/27公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140624.pdf
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7月 6 2014
CFTC IMMポジション(7/1付集計分は公開順延)
ツイッターでは先に書いておきましたが、6月最終週の情況でもある、7/1付IMM集計は独立記念日による休業で7/7(日本時間では7/8早朝)に公開順延となっております。
なお、上記ツイートで使用した画面はCFTCのサイトでご確認頂けます。
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By najirane • IMMポジション • Tags: CFTC, IMMポジション, 売り越し, 実需筋, 投機筋, 米証券先物取引委員会, 買い越し