12月 20 2014
MT4 どうする?(その2)
来年3月13日(金)の営業時間終了と同時にサービス終了となる私のメインMT4口座、YJFX! MT4(旧CyberAgent MT4)の代替になる口座を探しているってぇコンテンツのその2です。今日はちょっとマイナー(失礼)な取扱業者のことを。
最初は東岳証券【MT4 FX】。初めて聞く方も多いかと思いますがこれがなかなかのもので、FXだけに留まらず大豆や小麦等の商品CFDやインデックスや証券CFDも同じMT4で利用可能と、純国産証券会社でありながらむしろ欧米の証券会社のようなサービス提供をしている変わり種です。
スプレッドはドル円で2.4~2.9pips(2014/12月)と若干広めですが、取引手数料はありません。また1000通貨の取引はなく1万通貨からの取引になりますが、最低維持保証金を上回ってさえいれば初回入金下限の設定もないので、ドル円でなら最低 1万ドル×4%程度(概算でなら5万円ほど)から口座運用可能です。
お次はFXトレードフィナンシャル(FXTF)。小倉優子をメインキャラに据えて軽いイメージを打ち出してますが、これがまたなかなかどうして、同社顧客会員向けに株式会社インディ・パとの提携MT4サイト「エキスパートラウンジ」を開設し、数百種にも及ぶEAをランキング形式で比較したり、EAを無償または有償にて提供と言うシステムトレードへの力の入れ方。
また、システムトレードだけでなく、裁量トレーダー向けにワンクリック注文や各種の取引分析なども出来るMT4iと言う(これも実はEAなんですが)MT4拡張を提供と、様々なトレードスタイルに対応してくれる姿勢が見えますね。
ちなみにFXTFのスプレッドは公称で0.8~1.0pipsと、かなり有り難い設定で取引手数料も口座維持管理料もありませんが、取引単位は1万通貨からとなります。
あと、これを書くのは諸刃の刃なのではとも思いましたが、FX業者には珍しくスリッページ設定と約定不成立の関係をまとめてあるPDFを公開してましたので、この辺を非公開としている業者とはひと味違うかな?と。
http://my.fxtrade.co.jp/doc/kousokufx_slippage_rule.pdf
本日最後は MT4 ZERO(外為ファイネスト 同社のサイトによればスプレッドは、ドル円で0.4~0.9円、ユーロドルで0.3~0.8ドルと、スキャルでも充分使える狭さですね。同社の一部広告ではNDDと表記されていますがNDDにもECN方式とSTP方式ってのがありまして、同社のは同社サイト上で紹介しているとおりSTP方式になります。
で、このSTP方式なんですが、システム対応(カリネックスブリッジ)なので人手は介していないのでしょうが、正直に言えば顧客注文間の相殺=呑み込みがあります。でも呑み込みがあるってことは逆に言えば約定が早いって事でもあるんですね。
あと、ついでに書いておけばカリネックスブリッジ(CURRENEX Bridge)は単にプラットフォームの名称なので、=NDDでもありませんし、突っ込んでECN/STP方式と書いてあるからと言ってそれも=NDDとは限らないと言うことは覚えておくと・・・オフ会の蘊蓄には使えるかな?(笑)
同社サイト内で広告されている通り、狭小スプレッドとSTP方式なので約定が早い(多分)と言うことから、スキャル向けなとも思いますし、1000通貨OKなので気分転換のためのサブ口座にも良いかも知れませんね。
ただし、残念なことに日足は6本なのでEAを使ったシステムトレードの際は対応しているかどうかを確認の上・・・と言うことになります。
代替MT4口座を求める旅は長くなるので続きますが今日はこの辺で…。
12月 23 2014
MT4 どうする?(その3)
来年3月13日(金)の営業時間終了と同時にサービス終了となる私のメインMT4口座、YJFX! MT4 (旧CyberAgent MT4) の代替になる口座を探しているってぇコンテンツのその3です。今日はワールドワイドにグローバルなFX事業を展開し、いわゆる「クソポジチェッカー(笑)」など、FXには珍しい「板」も提供しているOANDAのことを。
「OANDA MT4」などでググると2つ出てくることに気がつくと思います。
ひとつは本家である OANDA (fxtrade.oanda.com) もう一つはその日本法人である OANDA Japanです。
OANDA JAPANは当初からOANDAの日本法人として設立されたのではなく、「My外貨」のブランドでFX事業を行っていた株式会社My外貨が、2010年10月に OANDA Corporation(NY/USA)を割当先とする第三者割当増資にてOANDAの連結子会社となり、OANDAのグローバルブランドである 「OANDA fxTrade 」 の日本リリースにあわせ、2011年8月21日付けでOANDA Japan株式会社に社名変更をしたものになります。
かなり以前から、と言うのはOANDAが日本法人を作る以前から「土曜・日曜も、24時間365日取引OK!」をキャッチフレーズに展開しておりましたが、例えば週末に政変や政策金利変更など金融市場を揺るがす何かが起こり、月曜のオセアニア市場がオープンする前、世の中的には大窓になるその部分を先取りできる!?と一大人気となりましたが、考えて見れば誰かが買うから売れる(または誰かが売るから買える)FX市場において特定のブローカーだけで何とかなる(=出会いがない)ものでもないですよね?(笑)
とはいえ、オセアニアオープン前の価格動向を見るには重宝な存在であることも確かですが、ここで問題になるのは OANDA Japanが本年10月4日から変更に踏み切った「日足5本化」と言うことになります。
左のチャートは本家 OANDA と OANDA JAPAN のMT4を同時に動かし、日足と1分足を表示させてみたものですが、デモ口座のためサーバーを他に変更できず、時刻表示が異なる点と提示レートが約0.8銭違う点を除けば、1分足においては異常レートや遅延もなくほぼ同一と言えますが、注目すべきは日足です。
もうチャートを見れば言わずもがなの世界ですが、日足5本化された OANDA Japan には12月なら6,7/13,14/20,21と土日のない日足5本が描かれていますが、本家OANDAのMT4には6/13/20の日曜だけがない日足6本のチャートが描かれています。
5本か6本かは多事争論な世界で問題ないとする人も、多く使用されているのは5本なのだからテクニカルは時に5本を基本とすべきともいらっしゃいますが、EAを使う人は特に気をつけた方がよいですね。商業販売されているEAに「○○用」とカスタマイズされているのは、この日足が5本なのか6本なのか、タイムサーバー(規準とする時刻)はどこを使うのかと言うことを考慮した物で、これが無く汎用とされている物はその辺を自分でいじれるのか、もしくは無関係なのかよくよく見極めた方がよいと思います。
・・・と言うところで代替MT4口座を求める旅は長くなるのでまだまだ続く…。
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By najirane • FX業者情報, MT4 & mtm, おすすめサイト • Tags: EA, mt4, My外貨, OANDA, 日足5本, 日足6本