先週(10/26~10/30)の為替動向

2009_1030_c 先週の米国株式、原油、為替相場は
下記のような流れでした。

■米国株式市場 = 下落
 月曜日前週からの流れを受け一段安、
 木曜日に米国GDP-3Qの好感から一段高するも
 金曜日にCITグループ破綻懸念から一段安。

■WTI原油先物市場 = 下落、状況は同上 

■ドル円 = 下落、状況は同上

■ユーロドル = 下落、状況は同上

■ユーロ円 = 下落、状況は同上

ダウ、原油、クロス円とも
同じ理由で同じような値動きとなりましたが、
週を通してなら「円独歩高」となり、
ポンドは漁夫の利的に中立~上昇となりました。

例年10月は何らかの暴落があり得る月。
とされていますがそれは最終日に来たようです。
木曜日に米国GDP-3Qの好感から一段高しましたが
金曜日朝方から、五十日+仲値不足から来る
ドル買い予想に反し、アジア勢による
断続的な円買いが始まり、
CITグループ破綻懸念との相乗効果から
クロス円全般の円買いは加速度を増し、
10月最終日の週末・月末調整は
予想を遙かに超えた円買いで締めくくられ、
結果として予想外の暴落。と言えます。

次週は米国重要指標目白押し週となりますが
地合がリスク回避の円買いに傾いていますので
指標が良ければ横ばい、悪ければ一層の下落。
と言うような構図が描けます。

来週は週明けより米国市場が冬時間に移行します。
これで各国市場とも冬時間体制となります。
 

■各為替の週足デマーク指標値
 (Demark Range Projection / Demark Pivot Points)

ドル円    
  予想高値   91.20  (DRP) / 91.20  (DPP)
  予想安値   88.78  (DRP) / 88.78  (DPP)
ユーロ円    
  予想高値   135.52  (DRP) / 135.52  (DPP)
  予想安値   129.58  (DRP) / 133.79  (DPP)
ユーロドル    
  予想高値   1.4888  (DRP) / 1.4888  (DPP)
  予想安値   1.4508  (DRP) / 1.4508  (DPP)
ポンド円    
Pivot_2009_1030   予想高値   150.66  (DRP) / 149.91  (DPP)
  予想安値   144.45  (DRP) / 145.79  (DPP)
ポンドドル    
  予想高値   1.6797  (DRP) / 1.6703  (DPP)
  予想安値   1.6343  (DRP) / 1.6348  (DPP)

 ※デマーク指標の予想には
 Demark Range Projection と
 Demark Pivot Points の2種ありますので
 両方を提示しています。
 

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先週の4本値と今週のピボット「Pivot_2009_1030.pdf」をダウンロード