先週(11/02~11/06)の為替動向

2009_1106_c 先週の米国株式、原油、為替相場は
下記のような流れでした。

■米国株式市場 = 上昇

■WTI原油先物市場 = 週中盤は高値域 

■ドル円 = もみあい

■ユーロドル = ややユーロ高ドル安

■ユーロ円 = もみあい

ダウは一貫して緩やかな上昇ですが、
原油及び他の通貨はいずれも方向感がなく、
強いてならポンドが対ドル、対円で上昇、
ユーロがそれに準じているといった状態です。

株式市場は長期的かつ先行投資的に相場を見ますが
原油や為替市場では短期的かつ現状を見ます。
つまり、長期的な景気先行感は楽観視されているが
短期的と言うよりも現状まだまだ不透明。という
それぞれの市場参加者の思惑が
このような価格変動になったと思います。

週全般では、ドル売り円売りとも見えますが、
週末の米国雇用統計により円買いが進んだため
来週の初盤はこれを引きずるかも知れません。
また、米国では既に利益確定の時期に入ってますので
いきなりの投げ売りなどにも気をつけたいですね。

■各為替の週足デマーク指標値
 (Demark Range Projection / Demark Pivot Points)

ドル円    
  予想高値   92.69  (DRP) / 91.69  (DPP)
  予想安値   89.54  (DRP) / 89.54  (DPP)
ユーロ円    
  予想高値   138.95  (DRP) / 135.84  (DPP)
  予想安値   133.01  (DRP) / 133.39  (DPP)
ユーロドル    
  予想高値   1.5173  (DRP) / 1.5029  (DPP)
  予想安値   1.4735  (DRP) / 1.4735  (DPP)
ポンド円    
  予想高値   153.54  (DRP) / 153.11  (DPP)
  予想安値   147.58  (DRP) / 147.58  (DPP)
ポンドドル    
  予想高値   1.6821  (DRP) / 1.6815  (DPP)
  予想安値   1.6434  (DRP) / 1.6439  (DPP)

※デマーク指標の予想には
 Demark Range Projection と
 Demark Pivot Points の2種ありますので
 両方を提示しています。

Pivot_2009_1106 週間為替リポート「2009_1106.pdf」をダウンロード

先週の4本値と今週のピボット
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