先週(03/29~04/02)の為替動向

2010_0402_c 先週の各主要相場は下記のような流れでした。

■米国株式市場 = もみあい。
■原油先物市場 = 上昇。
■NY金先物市場 = 上昇。 
■ドル円 = 上昇(円安)
■ユーロドル = もみあい
■ユーロ円 = 上昇(円安)

チャート的にはすべての相場が上昇した週でした。
ただしその中身は、「円独歩安」で
米国経済の復調から円に待避していた資産が
リスク選好から原油を筆頭に還流してきたと言えます。

ギリシャに端を発するユーロ問題は
3/25の首脳会合で、支援合意策が得られた事で
最悪な事態は避けることはできても
ユーロ圏の脆弱さが露呈したことから
変わらず神経質な扱われ方は残ります。

Pivot_2010_0402 それに対して米国経済の復調ぶりは
十分に確信できるものと好感され
リスク選好から原油高、そして
米国金利の上昇からドル高へ
その原資を提供する円安へと言う流れに
なってきたように思えます。
つまり先週も書いたような
金利上昇に伴うドルキャリーの巻き戻しです。

なお、先週は年度末期末で主に輸出企業の思惑から
ドル高円安状態が作られやすい状況に加え
月に一度のビッグイベント=米国雇用統計と、
駆け引き豊富=材料も豊富であった。と言うことは
頭の隅に置いていた方がよいかも知れません。

■各為替の週足デマーク指標値
 (Demark Range Projection / Demark Pivot Points)

ドル円    
  予想高値   97.08  (DRP) / 95.93  (DPP)
  予想安値   92.20  (DRP) / 93.34  (DPP)
ユーロ円    
  予想高値   130.29  (DRP) / 128.35  (DPP)
  予想安値   125.31  (DRP) / 127.25  (DPP)
ユーロドル    
  予想高値   1.3710  (DRP) / 1.3651  (DPP)
  予想安値   1.3384  (DRP) / 1.3442  (DPP)
ポンド円    
  予想高値   148.62  (DRP) / 147.06  (DPP)
  予想安値   139.17  (DRP) / 140.73  (DPP)
ポンドドル    
  予想高値   1.5509  (DRP) / 1.5462  (DPP)
  予想安値   1.5003  (DRP) / 1.5049  (DPP)

※デマーク指標にはDemark Range Projection と
 Demark Pivot Points の2種ありますので両方を提示しています。

■資料ダウンロード
◎先週の主要8相場チャート:2010_0402_cをダウンロード
◎先週の4本値と今週の Pivot:2010_0402_cをダウンロード
◎週間為替リポート保存版PDF:2010_0402をダウンロード

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