ドル円:東京時間は無難に通過

20100719 多くの皆さんの期待を裏切って、ドル円は東京時間を無難に通過した模様です。
左記チャートの上は1時間足、下は15分足ですが、東京時間終了時点(15:00時点)では、1時間足でボリン中心線にトライ中、15分足ではローソク実体・ボリン中心線・遅行線がほぼ一線並びと健闘しているようです。

実はこのスクリーンショットを撮った直後にムーディーズがアイルランドの格下げを行い多少ぶれましたが影響は限定的だったようです。

さてさて、今回の土日には時間があったのでTwitterや各所ブログを色々見ていたのですが、どうも最近は「崩壊」とか「紙くずに」とか安易に使いすぎるようですね。
また、時間軸を提示しないで83円とか80円切りとか、いやいや65円とか、レートだけが一人歩きしているようですが、私の嫌いな某氏を除いてほぼすべてのアナリストがきちんと、そこに行き着くプロセスや前提条件を同時に書いています。
それを抜きで世間を惑わすような安物ゴシップ記事並みの衝撃的なフレーズを用いるのはいささか問題かな?と思いますね。
売れない評論家とか商材屋さんとかはそういう衝撃的なフレーズで注目を集めることに専念しているみたいですが、そういう物に限って中身がありません。
そんなスタイルを真似ているといつか自分自身の中身もなくなりますよ。

Image1 そんな中で、ここまで書くか?なんて物までありました。
DMM FXをやり玉に挙げて、ロスカットで暴利を盗るつもりとか、
挙句の果てには、そういったロスカット・損切りがドル円の売りを招いているからドル円が下落しているのだとか・・・。
ヲイヲイ・・・。です。

日本の為替取引は全世界において実需を含めても6%(2007年 BIS)
その中の個人投資家、またその中の不良ロング球を持っている人、そしてまたその損切り玉が、いったいどれほど為替市場に影響するというのでしょうか?

世界を相手にしているというのに日本中心の考え方をしているようじゃ・・・とこの人を嘆くのは簡単ですが、それがまたネットワークを伝播するというのは問題かなと思います。

もっとも、賢明な人はアクティブな意見もネガティブな意見も同じように収集し、自分なりの相場観を形成していける・・・とは思いますが、世の中それを言って何が楽しいのか?といった流言飛語が縦横に飛び交っています。
くれぐれもお気をつけください。

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