先週(08/09~08/13)の為替動向

2010_0813_c 先週の各主要相場は下記のような流れでした。

■米国株式市場 = 下落
■原油先物市場 = 下落
■NY金先物市場 = もみ合い
■ドル円    = 上昇(ドル高)
■ユーロドル  = 下落(ドル高)
■ユーロ円   = 下落

市場の注目と期待を集めた8/10(火)の日銀及びFRBの金融政策決定会合とその発表は、市場が満足する結果ではなく不発に終わり、ダウや原油及びユーロの下落を誘発しました。

明けて8/11(水)の東京時間はドル円がじり下げ。ロンドン市場に移った20時頃、ついに84.72円の年初来最安値かつ15年ぶりの水準にまでドル円は下落を見ました。

しかしそのような状況の中、日銀及び政府筋から、次々と円高を問題視する発言が相次ぎ、8/12(金)ついに半年ぶりの取引を前提とした日銀レートチェックが報じられると、ドル円の下値攻めにも躊躇が見られるようになり、加えて最終日8/12(金)発表のミシガン大が好感され、ドル円は週終値で86.19円まで反発となりました。

Pivot_2010_0813 さて、直接の取引材料ではありませんが、最近、米国市場関係者の話題の中で「Hindenburg omen」(ヒンデンブルグ凶兆)が取りざたされることが多くなってきています。

価格推移から見た一種のテクニカル指標ですが、ある条件(詳しくはメルマガ参照)が揃った場合、概ね40日以内に44%の確立でパニック売りが出て、77%の確立でマーケットクラッシュが訪れる。と言う物です。

これは条件が揃えば必ず発生する物では無いですが、1985年以来、NY市場大暴落時には前兆として必ず「Hindenburg omen」が見られた。と言う事ですので用心するに越したことはありませんね。

■各為替の週足デマーク指標/フィボナッチゾーン
 (Demark Range Projection / Fibonacci Zone)

TD Range Projection
 USD/JPY Upper: 87.13 / Lower: 85.45
 EUR/JPY Upper: 112.32 / Lower: 107.48
 EUR/USD Upper: 1.3029 / Lower: 1.2469
 GBP/JPY Upper: 135.75 / Lower: 131.43
 GBP/USD Upper: 1.5797 / Lower: 1.5360

Fibonacci Zone USD/JPY
  R2 87.44 ~ 88.09 / R1 86.60 ~ 86.80
  S1 84.73 ~ 84.92 / S2 83.44 ~ 84.08
Fibonacci Zone EUR/USD
  R2 1.3495 ~ 1.3709 / R1 1.3215 ~ 1.3281
  S1 1.2589 ~ 1.2655 / S2 1.2161 ~ 1.2375 

■資料ダウンロード(以下がひとつのファイルにとりまとめてあります。)

『先週(08/09~08/13)の為替動向』

2010_0813.pdf をダウンロード
◎先週の主要8相場チャート
◎先週限のドル円/ユーロドル日足1年分
◎先週の4本値と今週のPivot
◎週間為替リポート保存版PDF

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