先週(1/17~1/21)の為替動向

2011_0121_c 先週の各主要相場は下記のような流れでした。

■米国株式市場 = もみ合い(上昇基調)
■原油先物市場 = 下落
■NY金先物市場 = 下落
■ドル円    = もみ合い
■ユーロドル  = 上昇
■ユーロ円   = 上昇

先々週からの流れを引き継ぐような形ですが、ユーロ高・やや弱めの円高と言った形になりました。

【週前半】月曜日はNYが休場のため様子見でスタート。明けて火曜日、中国の追加金融引き締め警戒感から資源国通貨やユーロが弱含みとドル円も連れ安、一旦は反発するも午後に入ってドルが全面安に。Citiの決算や指標数値も振るわず、82.32円と前日安値を僅かに更新後82.70円台まで反発。

Pivot_2011_0121 【週中盤】水曜日、東京仲値直後に大手金融機関のまとまったドル売りの噂からドル全面安が強まりストップを巻き込んで82.12円まで急落。
NY時間以降徐々に下値を切り下げ、NYクローズ直前には81.84円と82円台を割り込む。その後長期金利の上昇に伴い徐々に反発。

【週後半】欧州時間序盤からドル買いがやや優勢。モルスタの決算や経済市況が好感され米債利回り上昇。断続的なドル買いが進むと83円台を回復。最終日金曜日は前日の戻しすぎ(?)の調整か徐々に下落し、82.50円台まで押し込まれ1週間を終える。

■先週の材料(キーワード)
・米国の景気回復期待/・米国の経済指標・決算結果
1/25 1月リッチモンド連銀景況指数
1/26 連邦公開市場委員会(FOMC)
1/27 失業保険新規請求件数/12月中古住宅販売件数
1/28 10-12月期GDP/ミシガン大消費者信頼感指数

■今週の材料(キーワード)
・方向感の勢い余って暴走(高騰・暴落)も
・米経済指標と企業決算状況
・投票メンバー一部入替後初のFOMC

■週足デマーク指標/フィボナッチゾーン
(Demark Range Projection / Fibonacci Zone)

TD Range Projection
USD/JPY Lower: 81.55 / Upper: 82.85
EUR/JPY Lower:109.99 / Upper:112.68
EUR/USD Lower:1.3429 / Upper:1.3812
GBP/JPY Lower:131.38 / Upper:133.35
GBP/USD Lower:1.5917 / Upper:1.6143

Fibonacci Zone USD/JPY
R2 83.81 ~ 84.30 / R1 83.16 ~ 83.31
S1 81.70 ~ 81.86 / S2 80.71 ~ 81.21
Fibonacci Zone EUR/USD
R2 1.3878 ~ 1.4024 / R1 1.3686 ~ 1.3731
S1 1.3258 ~ 1.3303 / S2 1.2965 ~ 1.3112

■資料ダウンロード(以下がひとつのファイルにとりまとめてあります。)
『先週(01/17~01/21)の為替動向』
Pivot_2011_0121.pdf をダウンロード
◎先週の主要8相場チャート
◎先週限のドル円/ユーロドル日足1年分
◎先週の4本値と今週のPivot
◎週間為替リポート保存版PDF

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