1/4 NYクローズ時点集計の米商品先物取引委員会(CFTC) IMM通貨先物取組(IMMポジション)が日本時間1/8朝、公表されました。本年最初のポジション状況となります。
「円」 ロングは前週比 32.0%の増加で 65924枚(前週:49941枚)、「円」ショートは前週比 32.3%の増加で 26859枚(前週:20300枚)、この結果、売買比では買い越し継続。買い越し枚数は前週比 31.8%の増加となり 39065枚(前週:29641枚)となりました。
前週、3週連続のロング減少から増加へと一転した流れを引き継ぎ先週もロングは更に増加、加えてショートも4週連続減少から一転増加となり、年末年始の荒っぽいポジション調整となりましたが、結果として買い越しは増加。80円台を記録した10月末の水準に肉薄する勢いです。
レー ト変位では、前火曜→前金曜終値では82.46円→81.15円と円高、前金曜→今火曜終値では81.15円→82.03円と円安、今火曜→今金曜では 82.03円 →83.02円と円安、2週通算の前火曜→今金曜では82.46円→83.02円で円高と、ドル円レートで言えば大きく売り込まれた後大きく買い戻されたという流れになっています。
なお、先週の大きな値動きは1/5水曜日発表のADP雇用統計が予想を大幅に超える物となったことにより大きく買われ、1/7金曜日の本番雇用統計で事前予想を大きく下回ったことにより大きく売られた物ですが、この2度にわたる大番狂わせが週末迄に全て決済が付いているとは思えませんので、今週以降その反動が出てくるのではないでしょうか。
「ユーロ」ロングは前週比 9.7%の増加で 37102枚(前週:33833枚)、「ユーロ」ショートは前週比 1.6%の微増で 61303枚(前週:60312枚)、この結果、売買比は売り越し継続。売り越し枚数は前週比 -8.6%%の減少となり 24201枚(前週:26479枚)と、10/26以来続く売り越し増加推移となっております。
レー ト変位では、前火曜→前金曜終値では1.3117→1.3377とユーロ高、前金曜→今火曜終値では1.3377→1.3301とユーロ安、今火曜→今金曜では 1.3301→1.2916とユーロ安、2週通算の前火曜→今金曜では 1.3117→1.2916と、こちらは大きく買われた後大きく売られた推移となっております。
先週のポジションリポートで、>>これだけの売り越し状況なのに何故ここまで騰がるのかと言うことに一抹の不安を感じます。<<などと書きましたが、その不安は的中した模様です。
CFTCで扱われる通貨全体(MXN除く)では、ロングが前週比 9.52%の増加で 306646枚(前週:279986枚)、ショートは前週比 7.45%の増加で 181291枚(前週:168725枚)、双方増加の結果、売買比は買い越し継続。買い越し枚数は前週比 12.67%の増加で 125355枚(前週:111261枚)と、2週連続で買い越しが進んだ形となっております。
個別に見ると対円、対加ドルで売り買いとも盛んと言う以外はほぼ横這い状態。また、対ユーロ、対ポンドでは売り越し、それ以外では買い越し継続と言った状況で、グラフを見て頂ければ一目瞭然のように、売買比率としては変化が無いように見えてもその売買規模は拡大をし続けています。
■ 資料ダウンロード
『1/4集計-1/8公表のIMMポジション』
→ IMM_20110104.pdf をダウンロード
1月 9 2011
CFTC IMMポジション(1/4集計-1/8公表分)
1/4 NYクローズ時点集計の米商品先物取引委員会(CFTC) IMM通貨先物取組(IMMポジション)が日本時間1/8朝、公表されました。本年最初のポジション状況となります。
「円」 ロングは前週比 32.0%の増加で 65924枚(前週:49941枚)、「円」ショートは前週比 32.3%の増加で 26859枚(前週:20300枚)、この結果、売買比では買い越し継続。買い越し枚数は前週比 31.8%の増加となり 39065枚(前週:29641枚)となりました。
前週、3週連続のロング減少から増加へと一転した流れを引き継ぎ先週もロングは更に増加、加えてショートも4週連続減少から一転増加となり、年末年始の荒っぽいポジション調整となりましたが、結果として買い越しは増加。80円台を記録した10月末の水準に肉薄する勢いです。
レー ト変位では、前火曜→前金曜終値では82.46円→81.15円と円高、前金曜→今火曜終値では81.15円→82.03円と円安、今火曜→今金曜では 82.03円 →83.02円と円安、2週通算の前火曜→今金曜では82.46円→83.02円で円高と、ドル円レートで言えば大きく売り込まれた後大きく買い戻されたという流れになっています。
なお、先週の大きな値動きは1/5水曜日発表のADP雇用統計が予想を大幅に超える物となったことにより大きく買われ、1/7金曜日の本番雇用統計で事前予想を大きく下回ったことにより大きく売られた物ですが、この2度にわたる大番狂わせが週末迄に全て決済が付いているとは思えませんので、今週以降その反動が出てくるのではないでしょうか。
「ユーロ」ロングは前週比 9.7%の増加で 37102枚(前週:33833枚)、「ユーロ」ショートは前週比 1.6%の微増で 61303枚(前週:60312枚)、この結果、売買比は売り越し継続。売り越し枚数は前週比 -8.6%%の減少となり 24201枚(前週:26479枚)と、10/26以来続く売り越し増加推移となっております。
レー ト変位では、前火曜→前金曜終値では1.3117→1.3377とユーロ高、前金曜→今火曜終値では1.3377→1.3301とユーロ安、今火曜→今金曜では 1.3301→1.2916とユーロ安、2週通算の前火曜→今金曜では 1.3117→1.2916と、こちらは大きく買われた後大きく売られた推移となっております。
先週のポジションリポートで、>>これだけの売り越し状況なのに何故ここまで騰がるのかと言うことに一抹の不安を感じます。<<などと書きましたが、その不安は的中した模様です。
CFTCで扱われる通貨全体(MXN除く)では、ロングが前週比 9.52%の増加で 306646枚(前週:279986枚)、ショートは前週比 7.45%の増加で 181291枚(前週:168725枚)、双方増加の結果、売買比は買い越し継続。買い越し枚数は前週比 12.67%の増加で 125355枚(前週:111261枚)と、2週連続で買い越しが進んだ形となっております。
個別に見ると対円、対加ドルで売り買いとも盛んと言う以外はほぼ横這い状態。また、対ユーロ、対ポンドでは売り越し、それ以外では買い越し継続と言った状況で、グラフを見て頂ければ一目瞭然のように、売買比率としては変化が無いように見えてもその売買規模は拡大をし続けています。
■ 資料ダウンロード
『1/4集計-1/8公表のIMMポジション』
→ IMM_20110104.pdf をダウンロード
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By najirane • IMMポジション • Tags: 米商品先物取引委員会 通貨先物 取組 IMMポジション CFTC CME ドル 投機筋 仮需 実需 円 ユーロ 売り越し 買い越し 円高 円安 日銀 金利 FOMC ADP ISM 雇用統計 欧州 ギリシャ 総選挙 QE3 緩和 緊縮